ここから本文です

小泉今日子主演×宮藤官九郎脚本、TBS火曜ドラマ『監獄のお姫さま』10月放送 共演に満島ひかりら

7/26(水) 6:00配信

リアルサウンド

 宮藤官九郎が脚本を手がけ、小泉今日子が主演を務める連続ドラマ『監獄のお姫さま』が、10月期のTBS火曜ドラマとして放送されることが決定した。

 『逃げるは恥だが役に立つ』『カルテット』『あなたのことはそれほど』『カンナさーん!』と、話題作が続くTBS火曜ドラマ枠。10月クールに放送される『監獄のお姫さま』は、女子刑務所の中という過酷な状況でたくましく生きる女たちの生き様を通して、絆、友情、生きる意味を描く“おばちゃん犯罪エンターテインメント”だ。罪を犯した5人の女たちと、罪を憎む1人の女刑務官、決して相容れないはずの両者の心が通じた時、ある男への復讐が始まるが……。

 2001年に放送された『恋を何年休んでますか』(TBS系)以来、16年ぶりのTBSドラマ主演となる小泉が演じるのは、不貞を働いた夫を刺した殺人未遂で、新しくできた女子刑務所に入所することになる主人公・馬場カヨ。後悔、嫉妬、羨望、罪悪感……さまざまな思惑が交錯する女子刑務所で、カヨは一筋縄ではいかない女たちと出会うことになる。

 その他のキャストには、満島ひかり、夏帆、坂井真紀、森下愛子、菅野美穂が名を連ねた。森下は違法薬物不法所持で収監された足立明美、菅野は所得隠しと巨額の脱税で収監され、刑務所のリーダー的存在でもある勝田千夏、坂井は詐欺と横領で収監された大門洋子、夏帆は殺人が罪状だが実は冤罪で服役している江戸川しのぶをそれぞれ演じる。そんな彼女たちを見守る厳格な刑務官にして教官である若井ふたば役を満島が演じる。

 罪を憎んで生きてきたふたばは、罪を犯した5人の女たちを立ち直らせるべく、厳しくさまざまな教育を施すが、5人と接しているうちに、冷たく閉ざされていた心がだんだんと開かれ、彼女たちに気持ちを奪われていく。当初は周りに馴染めずにいたカヨだったが、リーダー的存在の千夏との関わりから、だんだんと仲間意識が芽生えていく。そしてカヨたちは、ふたばも加えて、出所後にしのぶの冤罪を晴らす復讐計画を立てることになる。

 なお、主演の小泉と脚本の宮藤のタッグは、2013年上期に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』以来。TBSでは、2003年10月クール放送の『マンハッタンラブストーリー』以来14年ぶりとなる。

 主演の小泉をはじめ、キャストの満島と菅野、脚本の宮藤、そしてプロデューサーと演出を担当する金子文紀からはコメントが寄せられている。

【主演・小泉今日子 コメント】
久しぶりの宮藤官九郎さんの脚本です。
脚本通りに演ずれば面白いこと間違い無しだと思ってます。
魅力的な役者さんたちとの共演もとても楽しみです。

【満島ひかり コメント】
3年前、ドラマ『ごめんね青春!』の打ち上げで宮藤さんから「満島さん、次は女囚のお話です。満島さんは人を番号でしか呼ばない看守さん」とオファー? を受けたのが本当になりました。
出演者を聞いてうひゃーとなり、脚本は可笑しくて読み進めるのが大変でした(笑い止まらず)。
わたしの中では、癒し系ドラマになる予感です。

【菅野美穂 コメント】
宮藤さんとは、脚本では初めてご一緒させて頂くのですが、エスプリと同時に、炸裂感のあるクドカンワールドに自分も参加させて頂けることに、ワクワクしています。
そして、小泉さんとご一緒できるなんて・・・やったー!! 本当にウソみたいで、うれしい気持ちでいっぱいです。

【脚本・宮藤官九郎 コメント】
これまで色んなドラマを作って来ましたが「で、つまるところ俺は何が書きたいんだ」と自問自答しました。
結局、おばちゃんのお喋りを書いてる時がいちばん楽しいという結論に至りました。
大好きな女優さんの大好きなお芝居が観たい。それがこの『監獄のお姫さま』の核心です。
私も立派な中年になりまして、今『木更津キャッツアイ』のテンポ感でドラマを作ろうと思ったら、若者より、おばちゃんの方が俄然しっくり来る。早口だし、声が大きいし、他人の話を聞かないし、同じことを何度も言うし。暴力的な速度と有り余る熱量。彼女たちのおしゃべりをエンドレスで聞ける場所はどこか、と考え舞台を女子刑務所に設定しました。「それだけじゃドラマになりません」と諭されストーリーを組み立て、思いがけず壮大な復讐劇になりました。
それでも核心は変わりません。愛すべきカッコイイおばちゃんのおしゃべりと衝動によって転がり続ける無責任クライムエンターテインメント。楽しんでもらえたら最高です。

【プロデューサー/演出・金子文紀 コメント】
「いい大人がみっともない」「いい歳してバカみたい」
普通、大抵の大人はそんな言葉を浴びせられることを避ける生き方をしています。家庭や職場で、現状維持、 出来たらもうちょっと上を求めて、賢明・堅実に、時には打算的な選択をしてうまく生きています。
このドラマは、そういった生き方がしたくてもできなかった、したいのにできない女性たちの物語です。
不器用だからか? 要領が悪いからか? 勝気だからか? 冷静な思考ができないからか?
でも、彼女たちは自分の気持ちにとても正直です。いい大人であっても、周りの目があっても、守るものがあっても、「絶対に譲れない正義」を後先考えず貫く人たちです。自分を犠牲にしてまで貫きたい正義って? 女の友情って? 絆って? そんな疑問に、彼女たちが多分、爽快に答えてくれると思います。
絶対真似したくないけど、なんか羨ましい、「みっともなく」て「バカみたい」だけどカッコいい。そんな 彼女たちの姿を楽しんでいただけたらと思います。

リアルサウンド編集部

最終更新:7/26(水) 6:00
リアルサウンド