ここから本文です

宮原、金古、千代反田~東福岡・伝説の同級生トリオが語らう「それぞれのサッカー人生」(前編)

7/26(水) 17:17配信

SOCCER DIGEST Web

3人での再会は、なんと高校卒業以来だった!

 1999年1月8日、国立霞ヶ丘競技場。全国高校サッカー選手権決勝は、2年連続で同じ顔合わせとなった。
 
 追いすがる“カナリア軍団”帝京を振り切り、堂々の大会連覇を達成した“赤い彗星”東福岡。前年度の3冠達成時もレギュラーとして活躍したMF宮原裕司、DF金古聖司、そしてDF千代反田充の3人は、2年連続で攻守の中軸を担った。
 
 その後、伝説の同級生トリオはプロの道へ進み(千代反田は筑波大学経由)、Jリーグや異国の地で確かな足跡を残した。やがて現役を退き、それぞれのセカンドキャリアを歩むこととなる。ひとりは指導者S級ライセンスを持つJ下部組織の監督、ひとりは埼玉の伝統校で新境地を開拓し、もうひとりはサラリーマンとなり、大企業の営業マンとして革靴をすり減らす日々を送っている。
 
 37歳となった彼らはいま、どんなビジョンを描いて日常を過ごしているのか。そして、みずからのサッカー人生をどう振り返るのか。
 
 今回、サッカーダイジェストWeb編集部の呼びかけに応じ、東京都内に集合してくれた3人衆。一堂に会すのは、なんと高校卒業以来だという。
 
―――――◆―――――――――◆――――
 
[プロローグ]
 本日の幹事、金古聖司は誰よりも早く到着し、集合場所で待っていてくれた。
 
 集合時間ジャスト、スーツ姿に「Asahi」のロゴが入った紙袋を持った千代反田充が現われる。
 
 そして、15分後、宮原裕司が登場。
 
宮原「ちゃんと新横浜から新幹線乗ってきたんだけど」
金古「あ、今日、満生(和寿/東福岡サッカー部同期)熱出して合流できん、ってさっき電話きた。俺の名刺渡したっけ?」
宮原「いや、なんならちゃんと会うの10年ぶりくらいよ、持ってないよ(笑)。そもそもお前が日本におらんかったからね」
金古「実家にも7年帰ってなかった」
宮原「ところでチヨ、そのポスターは何?」
千代反田「今度、アサヒビールが出した焼酎の」
 
──じゃあ、それを持って写真撮らなきゃでしょう。
 
千代反田「いやいや、これは1日持ち歩いて角が折れてて汚いんで。もっとちゃんとしたのじゃないと撮影NGです」
 
 ふたりの監督と課長補佐の対談は賑やかにスタートした。

【PHOTO】日本サッカーを彩る美女サポーターたち

1/3ページ

最終更新:8/7(月) 17:32
SOCCER DIGEST Web