ここから本文です

シュークリームの差し入れが「セクハラ」に!? 気遣いのつもりで裏目に出る行動とは?

7/26(水) 16:00配信

週刊SPA!

「セクハラにならない女性部下の口説き方」を掲載した男性誌が「この記事自体がセクハラだ」と炎上したり、飲料メーカーのCMがセクハラ動画だと問題視されたり、相も変わらずセクハラ加害者サイドの「わかってなさ」が炎上の火種になっている昨今。

「女性社員への気遣いはできているほうだし、セクハラとは無縁」と自負する男性はいかにして「地雷」を踏んでいるのか? 食品系中堅専門商社に務める41歳の係長、世久原氏の日記から、どこが「地雷」になるのかを考えてみよう。

●AM8時45分 出社

 始業15分前に出社して、朝イチの会議の下準備。資料のコピーがまだだったので、バイトちゃんに頼む。「コピーしといて!」とぶっきらぼうに頼む奴もいるけど、俺はいつも「悪いけどおねがいね~」と丁寧に頼むようにしている。ときにはコージーコーナーのシュークリームを差し入れしたりね。女のコは甘いモノを与えておけばご機嫌だからね~。頼み方ひとつででバイトちゃんや派遣ちゃんの印象って変わるんだよなあ。

●10時 部内会議

 秋からコンビニにおろすワイン類のラインナップを打ちあわせる。

 担当のアラサー女子・Aさんは「1000円超えても重厚感にこだわったほうがいい」と主張するが、コンビニのワインに1000円以上出したくないよな。今回は男性顧客を増やすのが目標だから、値段はもっと抑えないと。「そのへんの値段感覚は女にはわからないよね」と次回までに再考することに。

●13時~ 外回り

 新規オープンするイタリアンチェーン、居酒屋チェーンなどと打ち合わせ3軒。アシスタントについている3年目の部下・Bさん(女性)は、最近残業続きで頑張ってくれているので、外回りの帰り道に、「来週あたりメシでもおごるよ」と声をかける。メシくらいおごって労ってあげないとな。

 さあ、世久原氏の仕事を振り返ってみたが、彼はいくつ「地雷」を踏んでいたかおわかりだろうか?

 この、世久原氏の行動、20~40代女性200人を対象に、インターネット調査をして「不快」だと判定された行動がいくつも入っている。

 例えば冒頭の「バイトちゃん」という呼び方。「『おいバイト!』とか言う人もいるから、気を使っているつもりなのかもしれないけど、『バイトちゃん』って呼ぶ人……なぜ名前で呼ばないのか不思議だし、ちゃんづけもあいまって舐められてる感じがする」(27歳・アルバイト)と、女性からは不評の声が多かった。「バイトちゃん」、「派遣ちゃん」などという呼称は避けたいところだ。

 さらに気を使ったつもりだと思われる差し入れも地雷になり得る。「女がみんな甘いモノが好きなわけじゃないし、スイーツなら何でもいいってわけでもないし、『与えておけば』って、動物扱いかよ」(31歳♀・銀行)と、余計な一言を添えなければよかったものの、これも地雷になるので要注意だ。

 さらにトップクラスに不評を買ったのは、仕事の意見が合わないと「女にはわからない」で片付ける雑な発言。「男性をターゲットにしたサービスの現場で、なんとかニーズを把握して提案しようとがんばっているのに、それを言われたらもう会話にならない。不快を通り越して虚しくなります」(28歳♀・IT)

 また、仕事で無理をさせたお礼に奢るというのを不快に感じる女性も少なくない。「好きでもない上司に貴重なプライベートの時間まで削られるなんて、お礼どころか罰ゲーム」(34歳♀・メーカー)

 知らないうちにセクハラ認定されている社内での言動。そんなときは「今のはセクハラじゃないよ」と咄嗟にフォローしてしまいたくなるが、セーフとはいえ、その発言すら一部の女性には「それで反論できなくするなんて卑怯」(29歳・出版)と思われているので要注意!

 本誌「週刊SPA!8月1日号」特集記事「セクハラ検定2017」では、複雑かつステルス化するセクハラ基準を完全紹介。オフィスからアフター5、SNSでの振る舞いまで、グレーゾーンセクハラ時代を生き抜くためのガイドラインとして活用して欲しい。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

日刊SPA!

最終更新:7/26(水) 16:00
週刊SPA!

記事提供社からのご案内(外部サイト)

週刊SPA!

扶桑社

2017年9月19・26日合併号
09月12日発売

¥420

・負け組[50代]になる人の特徴
・[仮想通貨バブルで儲ける](超)入門
・[騒音トラブル]で殺されない方法
・[安くても美味しい食品]の見抜き方