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ハムやパンなど加工品の価値を「原材料表示」で見分けるコツ

7/27(木) 15:00配信

マネーポストWEB

 食品を購入する際、まずチェックする部分は「値段」という人が大半。とはいえ、あまりにも安いと品質が気になってくる。実は、安いから粗悪品、高いから優良品とは限らない。では、本当に安くていいものを見抜くためのポイントは何か。

 加工品を選ぶ際は、食品表示を判断基準にするべき。というと、添加物の有無や量を気にしがちだが、必ずしも添加物が悪者ではない。

 例えば、ハムなどに含まれるリン酸塩(Na)は食感をよくするためのもの、調味料(アミノ酸)は味の向上、発色剤(亜硝酸Na)は、着色料と違い、肉本来の色素を固定し、ボツリヌス菌の増殖を抑えてくれる。安全性を高め、おいしくするために必要なものもあるという。

 食品表示でチェックすべきなのは添加物より、“訳のわからない原材料”が入っていないかどうかだと食品安全教育研究所代表の河岸宏和さんは言う。そこで、原材料のどの部分を見るべきか、4つの代表的な食品を例に紹介する。

【ハム】大豆たんぱく、卵たんぱく、乳たんぱくの有無に注目

《ハムA》200g 約260円
名称:ロースハム(スライス) 原材料名:豚ロース肉、糖類(還元水あめ、乳糖)、大豆たんぱく、卵たんぱく、食塩、乳たんぱく、たんぱく加水分解物(大豆・豚肉を含む)、カゼインNa(乳由来)、増粘多糖類、リン酸塩(Na)、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)くん液、発色剤(亜硝酸Na)、着色料(コチニール)

《ハムB》200g 約800円
名称:ロースハム(スライス) 原材料名:豚肉、塩、砂糖、ブラックペッパー、シナモン、クローブ、ローレル

 Bは無添加ハムの食品表示だが、Aの3倍以上の値段。これが特別高級品というより、実は妥当な値段なのだ。逆になぜAがここまで安いのか。それは豚肉に、大豆たんぱくや卵たんぱく、乳たんぱくなどの“混ぜ物”を注入し、わずかな豚肉を2~3倍にかさ増ししているからなのだ。

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最終更新:11/16(木) 21:04
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