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無職の自分を責めてはいけない

7/27(木) 11:00配信

文春オンライン

 今から1年とすこし前の2016年4月1日。私は5年間務めた新聞社を辞め、晴れて無職の身となりました。辞めた理由など、詳細はこの連載の1回目に書いた通りです。

 今回はちょっと趣向を変えて、転職活動についてではなく、約1年の無職経験を通して気づいたことをお伝えできればと思います。

 無職の皆さん、無職になれば誰しもちょっとは気持ちの波があります。

 無職になったことのない皆さん、無職になるってこういうことなんです。

 まあ、そんな感じのお話です。

「無職、た~のし~!」

 それまでも有休消化で1か月以上働いていない時期がありましたが、4月1日を迎え正式に無職になった瞬間、私が感じたのは「解放感」。

 それはもうかつて感じたことのない圧倒的な「解放感」!

 仕事での三種の神器だった携帯電話、カメラ、パソコンを持ち歩かなくてもいい。手ぶらでどこにでも行ける。どこか県外に行くからといって、会社に申告しなくてもいい。

「明日事件や事故が発生するかもしれないし、寝られるうちに寝とこ」と早々に床につかなくてもいいわけです。夜更かしして洋ドラ見たり、漫画読んだりしても無問題!

 しかも、考えなしに仕事を辞めたのにも関わらず、周囲の人は「今まで激務だったんだし、ゆっくりしなよ~」と甘やかしてくれるのです……! なんと世界はやさしいのでしょう。

 無職、た~のし~!

キヨシマの無職生活メモ
一、無職なりたては、意外と不安より楽しさが勝る。

 ふつう、次を決めてから仕事を辞めます。とりあえず語学留学という予定はつくりましたが、帰国後の身の振り方については何も考えていません。そんな状態で仕事を辞めることになり、たしかに不安でした。ですが、辞めてみると「た~のし~!」なんですね。

 仕事がしんどくて辞めたい。でも次の仕事を決める時間的・体力的・精神的余裕がないと嘆いている方々。怖いけれど、不安はあるけれど、無職になっても魂まで抜かれるわけじゃないので、辞めてすこし休憩して気力を養い、転職活動に邁進するというのも、私はアリだと思います。

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最終更新:7/28(金) 19:42
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