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自己評価を厳しく。ジャパネットたかた創業者の髙田明氏が、社員に求めること

7/27(木) 12:00配信

BEST TIMES

前回、ご自身に対する評価を常に厳しく行っていると話してくださった、髙田明さん。社員の方の自己評価については、どのように考えているのでしょうか。

――社員の方にも、厳しく自己評価することの大切さを説いたりされるのでしょうか? 

 そうですね。社員にもぜひ、自己を正当に評価できる人になってほしいと思っています。なぜなら、わたし自身もそうですが、自己を知らずして成長はありませんから。

 自己評価をしようとしたとき、自分自身に高い点数を付ける人もいれば、極端に過小評価しようとする人もいますよね。

 他人からすれば同じ50点くらいの水準にいるように見える二人が、それぞれに自己評価をしてみたら、片方が80点で、もう片方が30点なんてことがありますが、両方とも良くないんです。悪い意味での優越感と劣等感がそこにはあると思います。

 自分の本当のレベルを知ることができれば、自分の目指すべきところもしっかりと見えるようになります。そこで初めて、成長することが可能になるのではないでしょうか。

 それは勉強も一緒ですよ。たとえば、学生が試験のために英語を勉強していたとして、文法が弱いのかヒアリングが弱いのか、自分の弱点が分かっていなければ、対策のしようがないと思いませんか? 
 ヒアリングが弱いのに文法ばかり一生懸命やっていたら、当然点数は上がりませんよね。逆に、自分の弱いところが分かれば、先へ進むことができると思うんです。

 ちなみに、どうしても自分のことをポジティブに評価できないという人も多いのではないでしょうか。それは過小評価の場合もあるのですが、ある意味では、自分の抱えている問題の本質が分かっている人と言えるかもしれません。
 問題の表面しか見えていない人は、自ずと自己評価が高くなってしまいがちですからね。

 厳しい自己評価は、成長につながります。わたしは、それは良いことだと思いますよ。
 

明日の第二十五回の質問は、「Q25.おすすめの本3冊を教えてください」です。

取材・文:BEST TIMES編集部 写真:中倉壮志朗

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