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海外旅行が変わる?音声翻訳機「イリー」を実際に使って気づいたこと

7/27(木) 17:10配信

ライフハッカー[日本版]

LCCのおかげで海外旅行が身近になったのは良いけれど、外国語だけはどうにもならない「海外旅行でぶつかる最後の壁」として残っています。とはいえ、海外旅行のためだけに外国語を学ぶのはちょっと現実的ではありません。語学の習得には長い時間がかかるし、そこに時間やお金をかけていられない場合がほとんどだからです。

【画像】海外旅行が変わる?音声翻訳機「イリー」を実際に使って気づいたこと

そんな「旅行中のちょっとした会話」をカバーしてくれるちょうど良い新製品があります。音声翻訳機「イリー」です。一体どんなデバイスなのでしょうか? 今回ライフハッカーでは、このイリーを台湾で実際に使ってみる機会を得ることができました。実地体験を踏まえて、イリーについて詳しく解説します。

※ この記事はプレスツアーで交通費・宿泊費の支給を受けたうえで執筆しています。

イリーとは?

イリーはログバー社が開発した音声翻訳機です。ユーザーはイリーに向かって話しかけるだけで、日本語を外国語の音声に変換することができます。現在、対応している言語は日英中の3カ国語です。

音声翻訳のみを行う専用デバイス

翻訳ツールといえば、Google翻訳のような翻訳アプリが頭に思い浮かぶ人も多いと思います。このスマホ時代にあえて翻訳専門のハードウェアを開発した理由は「スムーズなコミュニケーション」のため。確かに、スマホを使って音声翻訳をするには、アプリを立ち上げ、スマホに向かって話しかけ、スピーカー部分を相手に向けて音声を聞いてもらう、というステップを踏む必要があり、スピーカー部分もデバイスの下についているので、相手は往々にして聞き取りにくいことが多い。その点、イリーは翻訳だけの専門デバイスなので、操作はシンプルで、リアルな会話でもすぐに取り出して使い始めることができます。

ワンフレーズの旅行会話に特化している

この手のデバイスでありがちなのが、翻訳精度がイマイチでがっかりすることです。イリーは「旅行で使われるお決まりのワンフレーズ」だけに特化することで、この翻訳精度を高めています。確かに、旅行で使われるフレーズといえば、「オススメのメニューは何ですか?」、「道に迷ってしまいました」のように、ある程度定番が決まっています。おそらく、フレーズのバリエーションもそこまで多いわけではなく、音声認識の精度さえあれば、翻訳の精度自体は支障ないレベルまで上げることができそうです。

インターネット接続は不要

スマホの翻訳アプリを使う際に一番のネックがここです。実際問題として、海外旅行の間はなかなかネット接続を確保するのが難しいケースが多い。接続を確保できても、通信料などでそれなりのコストがかかる場合もありますし、肝心なときに電波が悪いというケースもあります。特に、音声を使うサービスには、安定した接続環境が必要になります。その点、イリーは音声翻訳にもネット接続は必要なく、スタンドアロンで使えるので、ユーザーにとっては大きなポイントです。

一方方向の会話だけにフォーカス

イリーができるのは「一方方向の会話」であって「双方向の対話」はできません。つまり、「日本語→中国語」のイリーは「中国語→日本語」に切り替えることができません。正確に言うと、イリーそのものは双方向のコミュニケーションをする能力はあるのですが、言語の切り替えはユーザー側でできない仕様になっています。これは、「双方向の対話」よりも、たとえ一方方向でも自分の言いたいことが伝わることのほうがユーザーの満足度が高かったからだそうです。

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