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14億円!!──オーナーの夢を実現した世界で1台だけのロールス・ロイス

7/27(木) 21:20配信

GQ JAPAN

ロールス・ロイスは去る5月、イタリアで開催したクラシックカー・イベント「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」で、ワンオフのビスポーク・ロールスである「スウェプテイル」をお披露目した。構想から4年の歳月を経て完成したこの1台を、デザイン・ディレクターとのインタビューを交えて、越湖信一がリポートする。

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■ロールス・ロイスだからできること

「なんとも不思議なデザインだ。“08”とはいったい何を意味するのだろう?」

クルマのボディ前後に埋め込まれた数字を見て、私は真剣に考えた。しかし、これがナンバープレートであると理解するまでにそう時間はかからなかった。

でもちょっと待って欲しい。“本物の”ナンバープレートを付けた状態でアンベールするモデルなんて、 余程のことがない限りあり得ないし、そもそもクルマの製造段階からナンバーが決まっていて、しかもそれをデザイン要素のひとつとしたクルマなんて、かつてあっただろうか?

このクルマがベールを脱いだのは、去る5月イタリア・コモ湖畔を舞台に開かれたクラシックカーのイベント「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」でのこと。この“08”のプレート。ナンバーを持つクルマの名は「ロールス・ロイス スウェプテイル」である。あるオーナーの注文によって誕生した、世界でたった1台の究極のコーチビルドによって誕生した。

スウェプテイルを作り上げたロールス・ロイスのデザイン・ディレクター、ジャイルズ・テイラーは製作に至るまでの過程はとてもエキサイティングであった、として、このワンオフのプロジェクトの経緯を次のように語った。

「いまから4年前ほど前でしょうか。英国領のとある島で暮らす忠実なロールス・ロイス・オーナーから『こんなクルマが出来たらいいね』という相談を受けました。彼の頭の中には特別なロールス・ロイスのイメージができていたのです。それは、クラシックで伝統的なスタイルであるだけでなく、アメリカズカップに出場するヨットのようなエキサイティングな雰囲気もまとい、ロールス・ロイスならではのコーチビルドのクラフツマンシップを存分に盛り込んだものでなければならない、というものでした。このチャレンジに私たちは応えるべく、その日から幾度にもわたる打ち合わせを重ね、その成果をこのほど公表できることになった、というわけです」

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最終更新:7/27(木) 21:22
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