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まばたき厳禁 テニスの仰天「42本の超ロングラリー」を見よ ファン「リプレー必須」

7/27(木) 11:19配信

THE ANSWER

ドイツ選手権で57秒に及ぶ衝撃ラリーが誕生…ファン絶賛「観客の退屈を奪っていく」

 男子テニスのドイツ選手権で「42本の超ロングラリー」が飛び出した。互いにノーミスショットを連発して一歩も譲らず、最後はスーパーショットで決着。ATP公式中継サイト「テニスTV」は57秒に及んだ激闘を「年間ワン・オブ・ザ・ポイント」として公式ツイッターで動画付きで紹介し、ファンは「リプレー必須」「観客から退屈を奪っていく」と絶賛している。

【動画】「リプレー必須」の57秒はシュワルツマンのスーパーボレーで決着&実況も思わず笑う…テニスTVが公式ツイッターで紹介した「42本の超ロングラリー」の一部始終

 だから、テニスは面白い。そう思いたくなるような、白熱のロングラリーが飛び出したのは2回戦のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)―セドリクマルセル・シュテベ(ドイツ)戦だった。

 シュテベが1-0とリードした第2セット、ゲームカウント3-4で迎えた第8ゲーム。シュテベのサービスから死闘は始まった。サウスポーから繰り出した強烈なサーブをシュワルツマンがレシーブすると、シュテベは自陣サイドからバックハンドでクロスに放ち、シュワルツマンが打ち返す展開に。ラリーが10本を超えると、ストレートも交え、互いに左右に振り始めたが、それでもノーミスのショットを繰り出し、譲らない。

 20本、30本……。いったい、いつまでラリーは続くのか。固唾をのんで顔を左右に振り、戦況を見守る観衆。状況が変わったのは、38本目からだった。シュワルツマンはショットで左右に振りながらネット際に前進。勝負を決めにかかった。しかし、シュテベは41本目に自陣右サイドからストレートに渾身のレシーブを放った。ネット際中央に出てきたシュワルツマンにとって、返せるか微妙なライン。そう思った次の瞬間だった。

 170センチの小さな体を懸命にラケットを伸ばして当て、クロスに返したボールはネットをギリギリ越えた。これにはベースライン後方に位置していたシュテベも反応することはできず、ついに42本目に及んだラリーに終止符が打たれた。

テニスTVは「年間ワン・オブ・ザ・ポイント」に選出…ファン「リプレー必須の2人だ」

 その瞬間、シュワルツマンは肩で息をしながら両手を掲げ、天を見上げた。実況も互いの執念に思わず、「ワオ」と笑い声を上げ、感嘆した様子。スタンドのファンも大歓声とともに、ただただ拍手を送るばかりだった。

 これを受け、「テニスTV」は「ディエゴ・シュワルツマンとセドリク・シュテベに敬意を表し、年間ワン・オブ・ザ・ポイント」と評し、公式ツイッターで動画付きで紹介。ファンから感嘆の声が次々と上がっている。

「このテニスはすべてを与えるもの。そして観客から退屈を奪っていく」

「光り輝いている!」

「リプレー必須の2人だ」

「小さな巨人だ」

 ポイントを奪ったシュワルツマンを中心に2人に対し、絶賛が殺到していた。

 試合はこのポイントから勢いに乗ったのか、シュワルツマンが第2セットから6-4、6-2で奪い、逆転勝ち。小さな巨人に軍配が上がったが、テニスの醍醐味が詰まった熱戦でファンを魅了した「42本のラリー」は勝敗関係なく、称賛に値するだろう。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/28(金) 2:19
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