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瀬戸大也がが200mで銅。初めて獲った「バタフライのメダル」の価値

7/27(木) 17:03配信

webスポルティーバ

 6月中旬からのヨーロッパ合宿序盤に出場した、イタリア・セッテコリ大会で400m個人メドレーの自己ベスト(4分07秒99)を出し、好調さが伝えられていた瀬戸大也(全日本空輸)が、まずは200mバタフライで銅メダルを獲得した。

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 世界水泳が行なわれているブダペスト入りしてからも「セッテコリの時はお腹を壊して体調も崩れていた。そんな中での自己新だったので、調子は上がっていると感じています。あとは本番でのコンディショニングだけです」と、余裕のある表情を見せていた。

 そんな言葉通り瀬戸は、初戦の200mバタフライから素晴らしい泳ぎを披露した。前回のカザン世界選手権はメダル候補として臨みながらも、決勝では早大の後輩である坂井聖人の4位に後れをとる6位にとどまり、リオデジャネイロ五輪でも坂井が銀メダルを獲得したのに対し、5位と結果を残せていなかった種目だ。だが今回は予選を2位で通過すると、準決勝では自己ベストの1分54秒03で1位通過を果たした。

「久しぶりにバタフライが、体が浮いて楽に泳げていますね。カネ(フランス)の合宿のときに、飛込みで首を痛めた影響で肩が痛くなっていますが、痛みが出ないようにリカバリーをしっかりして、腕の動きを大きくするように意識しているので、体がフラットになる形で泳げている。(ここまでの結果は)神様が与えてくれた幸運のような気がしています」

 笑顔でこう話していた瀬戸は、前回の世界選手権では準決勝でスタートからの浮き上がりが制限距離の15mギリギリとなり、「失格したのではないか」と焦りながら泳いだため、そこから泳ぎも崩れてしまった。「それもあったから今回の準決勝はその部分もしっかり気をつけて泳いだので、7~8割の泳ぎだったと思います。だから決勝で爆発できればもっとタイムも出せるし、面白いレースができるんじゃないかなと思います」と明るい表情を見せていた。

 決勝は、6レーンのチャド・レ クロス(南アフリカ)が最初から、ひとり飛ばす。瀬戸は、横一線の2番手集団の中で50mこそ2番手で折り返したが、100m通過では3番手に落ちた。150mではさらに遅れて、3位には0秒23差の4番手展開になった。

「チャドが(前に)出ているというのは関係なく、150mまでは準決勝と同じようにいこうと思っていました。調子がよかったのでいき過ぎてしまわないように『抑えつつ、抑えつつ』と思っていたら、逆に抑え過ぎてしまって……。最後の50mは3レーンの(タマーシュ・)ケンデレシ(ハンガリー)と競って負けないようにと頑張れたので、最終的にはよかったのかなと思います」

 200mバタフライ決勝の40分後には、200m個人メドレーの準決勝があることも頭の中にはあったのだろう。だが150mまでを抑えたことが最後には幸いした。ラスト50mは3位から2位に上げたラースロー・シェー(ハンガリー)に次ぐ29秒93というラップを出して、最終的に1分54秒21のタイムで泳ぎ、ケンデレシを抑えて銅メダル獲得を果たした。

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