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今季全休、そして復活へ… ジョコビッチはフェデラーの「逆襲ロード」を辿れるのか

7/27(木) 14:21配信

THE ANSWER

右肘痛で今季残りの全休発表、元全英王者は復活に太鼓判「再び強さを取り戻せるはず」

 男子テニスの世界ランキング4位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が右肘の負傷の影響により今年の残り全大会の欠場を決断した。英公共放送「BBC」は、かつてのウィンブルドン王者の見解として「再び強さを取り戻せるはずだ」と復活に太鼓判を押したことを報じている。

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 昨年、全仏オープンを制し、生涯グランドスラムを達成したジョコビッチだが、2017年は苦難の連続だった。

 1月の全豪オープンでは2回戦で当時世界ランキング117位のデニス・イストミン(ウズベキスタン)に金星を献上し、連覇を狙った全仏では準々決勝でドミニク・ティエム(オーストリア)に敗戦。過去3度の優勝経験があるウィンブルドンでもトマーシュ・ベルディハ(チェコ)戦で途中棄権し、右肘痛の影響を引きずり、結果が出せない状況が続いていた。

 その状況もあって全米オープンを含む今年残りの大会の全休を決めたジョコビッチ。この判断について1987年のウィンブルドン覇者であるパット・キャッシュ氏は、復調への第一歩になると見解を述べている。

「精神的なリフレッシュ、彼自身がもう一度、熱意を、そして強さを取り戻すきっかけになる。我々は彼がどれほどタフで、アスリートとして優れているか知っているし、それを観たい」

フェデラーは休養を経て完全復活、ジョコは“テニス肘”から「逆襲ロード」を辿れるか

 さらに、テニス選手特有の肘痛を患うことの難しさをこう説いている。

「“テニス肘”を持ってしまったことについて、人々には少々分かりにくいかもしれない。それを完治させる方法はなかなかなく、治り切るまで普通は1年くらいかかってしまうもの。ただ、おそらく(全休の)時間を取るという今回の決断はドクターが指示したものだろう。これまで信じられない何シーズンかを送ってきた彼にとって、2017年は悪い結果だった」

 長年ツアーを戦い続けた肘への負担を、長いスパンで治療することは最善の選択とした。

 キャッシュ氏は「2016年に膝の負傷で数か月に渡り、離脱してからの復帰後、イチからの再出発で快進撃を見せグランドスラムを制したロジャー・フェデラーのようになるかは分からない。ただ、来年には彼は戻ってくるだろう」とも話している。

 見事、復活したフェデラーのように――。長期休養の決断を下したジョコビッチも「逆襲ロード」を辿れるだろうか。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/27(木) 16:09
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