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自動車レースへの参加が、会社の若さの証明になる(後編)

7/27(木) 6:00配信

ダイヤモンド・オンライン

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● 日頃からトレーニングしてレースをすると心も鍛えられる

 「なんでこんなに一所懸命にやるかですか?」

 ポルシェ911の水平対向エンジン独特のメカニカルサウンドと、爆音のような豪快な排気音に囲まれるようにしてパドックに立つ内山さんは笑顔を作った。

 「自分が好きだということに加え、社長がこういうことをやっている事実が会社の若さの証明になっていると思っているからです。レースは会社の宣伝になるし」

 カレラカップジャパンは人気あるレースの前座に組まれることも多い。

 5月は富士スピードウェイで年間行われるプログラムのなかでもとくに集客力のあるスーパーGT選手権の前に開催。レース好きをおおいに湧かせてくれた。

 「“あのエヌケーレーシングの911速いじゃない”と観客に気にしてもらえると嬉しい。かつポルシェのブランド力をうまく利用させていただいているというかんじです」

 カレラカップジャパンが始まったのは2001年。このレースは最も重要、と主催者のポルシェ・ジャパンの社長は話している。

 「レースをやっていてよかったと思うのは、精神力と体力をコントロールすることの重要性を知ることです。仕事のストレス発散というより、レースが仕事を含めた日常生活のクオリティを高めてくれると思います」

 子どものときからレースに親しんできた内山清士さんにとって、クラブレースはあらゆる部分でウェルネスを維持するための、またとない方法ということだ。

 COLUMN01 カレラカップジャパン
- F1グランプリの前座にも -

 ドイツ本国では1990年に、日本では2001年にスタートしたポルシェ911ベースの専用レース車両によるワンメイク(単一車種)レース。

 ポルシェは1951年のルマンいらいレース活動に熱心に取り組んでおり、モータースポーツでの活躍がブランド力を高めてきたとする。

 車両は通称カップカーと呼ばれる911GT3ベースで、現在3800ccの6気筒エンジンから338kW(460ps)の最高出力を得ている。

 対等のコンディションが条件で、エンジン、サスペンションシステム、ギアボックスにはいっさいの改造が認められていない。

 日本では2017年度は、8月5日および6日に富士スピードウェイで行われる第7戦および8戦、同26日と27日の鈴鹿サーキットでの第9戦、そして10月6日から8日にやはり鈴鹿でF1日本GPの前座で開催される第10戦および11戦が予定されている。

写真=望月浩彦 文=小川フミオ

小川フミオ

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