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ゲーム「グランツーリスモ」が自動運転に与える影響とは?

7/27(木) 23:55配信

clicccar

グランツーリスモと言えば、それほどクルマやゲームに詳しくなくてもクルマを走らせるテレビゲームであることは多くの方がご存知でしょう。

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今回、大きく分けて7作目となるグランツーリスモSPORTが2017年10月19日に発売となることが決定しました。

噂ではもう少し早めの発売が期待されていましたが、どうやら延期されてきた模様。しかし、この正式発表を持って発売日はもう後にはずらせないという宣言となったようです。

今回、この発売日決定を受け、一連のグランツーリスモ及びグランツーリスモSPORTについて、グランツーリスモシリーズプロデューサーである山内一典さんにお話をお聞きすることができました。



―今回のグランツーリスモSPORTに対する意気込みなどは?

今回のグランツーリスモSPORTはこれまでのグランツーリスモシリーズ20年間のよいところをすべて、エッセンスとして取り入れて、スポーツモードとか、HDRフォトなど新しい写真の姿など、新しい基本形ができたと思っています。最初のグランツーリスモ1を作っているつもりになって開発してきました。もう一回、これからの20年を見据えて作ったのがグランツーリスモSPORTということになります。

―実車メーカーとのやり取りであったことは?

自動車メーカーとのやり取りはいつも興味深いものです。今回ポルシェが収録されることになりましたが、昨年ル・マンに行った時、ポルシェのエンジニアの方々が「これは本物だ」と言ってくれたんですよ。そのコンセプトや考え方が本物だと言ってくれたんです。熱意だけでなくエンジニアリングの部分でクルマやレースに対して同じだと感じてくれたんでしょう。FIAグランツーリスモチャンピオンシップについても同様に感じてくれた部分が大きかったと思います。

―実車の世界が自動運転化の流れがありますが、この影響はありますか?

個人的な話ではフェラーリなどのスポーツカーにこそ自動運転が欲しいと思っているんですよ。サーキットなど走るところへ向かう時や帰る時の渋滞はやはり辛いですよね。どうしてもスポーツカーは日常の走りの部分をスポイルするところがあるからです。それから、自動運転の開発にはグランツーリスモが多く使用されています。多くのシミュレーションに使われているんです。先日も、(自動運転への画像認識技術大手の)NVIDIA社が開発にグランツーリスモを使用しているとも聞いています。今後はそういった需要に応えるための開発向け機種などが必要だと感じていますね。

―その自動運転が当たり前になっていくとゲームはどうなるのでしょうか?

実は、かつて自動運転モードというのがあったんです。車両のセッティングはやるけれど、運転はしないモードですが、それも復活させる必要があると思います。今後はそういうモードを復活させていきたい。

確かに、以前から車両挙動のシミュレーションとしてグランツーリスモが使われていると聞いていましたが、街中を再現できるということで、自動運転の開発には非常に有効であることは想像に難くないですね。

そんなグランツーリスモSPORTを早速試遊してみました。

グラフィックの機能を確かめます。

ボディカラー、ホイールのカラーやインチサイズなども自由に変更できます。

オリジナルのロゴを取り込んで自由に貼ることができるということで、クリッカーのロゴを貼ってみました。

グラデーションのラインなども自由に入れられます。



できたクルマは、収録されたロケ地に置いて写真を撮る楽しみができます。



写真は明るさだけでなく絞りによる被写界深度、流し撮りのシャッター速度、フィルター効果など、およそカメラや画像エフェクトでできることはほぼできると言っていいでしょう。



もちろん、その車両でレースに出場して、ありえない位置から写真に収めることも可能です。



さらに、VRも楽しんでみました。



平面な画面で楽しむよりももっとリアル、迫力満点です大画面テレビがなくても楽しめるのもいいですね。



気になるクルマ酔いも徹底的に研究されてほぼないそうです。

グランツーリスモSPORT、最新のバーチャルがどれほどリアルに近づいたのか、長く楽しんでみて試してみたくなりました。最新のPlaystation4とともに買ってもいいかな、と感じました。

(clicccar編集長 小林 和久)

最終更新:7/27(木) 23:55
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