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小柳ルミ子、サッカー解説で“カウンターアタック”転身 本人語る

7/27(木) 5:58配信

デイリー新潮

 これまでの彼女の私生活を見る限り、厳しいアウェーな人生だったというほかあるまい。女優業、歌手業ともに順調ながら、私生活では苦難の連続だった小柳ルミ子。だが、御年65歳を迎えた今月、なんとサッカー解説者としてデビューしたのだ。まさに“カウンターアタック”とでも言うべき、衝撃の転身である。

 ***

 小柳がサッカーに興味を持ったのは、15年前に巻き起こった日韓W杯の“ベッカム・フィーバー”がきっかけ。その後、アルゼンチン出身のスーパースター、メッシに惹かれ、のめり込んだという。

 所属事務所のチーフマネージャーによれば、

「現在は、毎日、欧州リーグやJリーグなどの観戦スケジュールを作り、オフの日は1日10試合、仕事のある日でも、iPadで5、6試合見ています。年間2000試合以上見ていることになり、睡眠時間は1日3時間ほど。我々も身体の心配をしているぐらいです」

 観戦の模様を自身のブログに掲載するうちに評判となり、今ではすっかりサッカー通として知られる存在に。7月15日の「浦和レッズvsドルトムント」戦では、ついにフジテレビの生中継で副音声の解説者デビューを飾ったのである。

的を射ている

 では、その実力はいかなるものなのか。小柳は、実況冒頭、局アナから解説者として紹介されると、

「解説って仰らないで。好き勝手なサッカートークですから」

 と、謙遜する。選手が怪我をした場面では、

「見てると親心からお母さんになっちゃって。選手は全員息子。私の子宮から生まれたって感じ」

 などと脱線トークを交えつつも、前半、ドルトムントの怒濤の攻撃の際には、

「15分位で点が入らないと浦和に流れていきますよ」

 と予想。実際、その後、浦和が先制点を挙げるといった、分析力も覗かせた。

 彼女の解説を、プロはどのように聞いたのか。

 元日本代表でサッカー解説者の田口光久氏は、

「ハーフタイムで香川選手にインタビューした際に、彼女が“あなたは人が良すぎる。もっと毒があっていい”と言っていました。この指摘は的を射ていると思いますし、普通の解説者は選手に面と向かって言えません。結果的にファンの拡大につながると思います」

 と言えば、ドイツサッカー協会公認S級コーチの鈴木良平氏も、

「後半、ドルトムントのFWが決勝弾を決めた時、“あの人はあの角度が得意なのよ”と言っていました。本当はそこで、実況アナが“それはどういうことか”と突っ込んだ質問をすると、彼女の話がさらに引き出せるんですが、それが出来ていませんでした。プロの実況アナが横に付いていたら、もっと彼女の言葉を引き出せていたでしょう」

 当の小柳は何と言うか。

「下準備をして臨んだことが殆ど言えなかったので、打ち合わせをもっとすべきでした。サッカーは私の人生。仕事へのモチベーションを上げるのに、なくてはならないものです。解説は次の機会をいただけるなら、また、その時考えますわ」

 次回はさらに突っ込んだ解説を聞いてみたいものだ。

「週刊新潮」2017年7月27日号 掲載

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最終更新:7/27(木) 12:56
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