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細川モモ 復帰後は誰より自分自身が自分に戸惑う

7/27(木) 11:55配信

日経DUAL

 10代・20代で両親が末期がん患者になった経験から予防医療に関心を持ち、以後7年間サンフランシスコやニューヨークの大学・学会等で学んだ細川モモさん。2009年から企業・官公庁等ともコラボレートした女性の健康や美を啓発する活動を続け、特に、先進国の中でも日本が深刻な状況に陥っている低出生体重児と不妊症の予防に力を入れています。夫婦共に母親が他界している環境で、夫は1カ月の育休、起業家である自身も約3カ月の育休を取り、新たな家族の生活の形を日々更新。忙しい共働き生活の中での子育ての喜怒哀楽、家族との時間、日々の食卓(おうちごはん)について等身大の日常をつづります。

 今回は今年4月からの数カ月を振り返る細川さんの本格復帰&両立奮闘記。「思いの丈をつづったら、あっという間に1万文字とかいってしまう勢い(汗)」と振り返るように、書きながらそれだけやっぱり大変なことなんだなと再確認したそうです。復帰への喜びの一方、睡眠不足や突然の病気など、数々訪れる挫折経験の中で日々感じた思いとは?

* 本連載の最後のページには、細川モモさんが産後ママにおすすめする“おうちごはん”メニューがあります。普段の食卓にぜひご活用ください。
関連記事:「細川モモ 夫婦で育休取得、意識がフルモデルチェンジ」




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 本格復帰してから早4カ月。人生でこれほど濃厚で、試行錯誤した時間はなかったかもしれません。
 両立は易しいものではないと分かっていたけれど、甘かった。先輩ママたちがこの時期のことを「挫折経験」とよく言いますが、身をもって経験中。言うなれば、顔だけ海面に出してアップアップしている状態です。「世のワーママたちはこんな大変な状況の渦中にいたのか」と、想像以上の大変さに、過去の自分の無理解ぶりを大いに反省しました。こんなことなら、育休復帰講座とかを聞いておきたかった……。

 というわけで今回から、育休復帰後に育児に仕事にと奮闘する一人のワーママに起こった現実と、試行錯誤した対応策についてつづっていきます。

 特に復帰後に待つ、【仕事】【生活】【夫婦関係】【健康】といった面での「4つの立て直し」については、本格的な仕事復帰前にあらかじめ知っておきたかったと強く感じたこと。私のありのままの実体験をもとに、ワーママを取り巻く現状への理解が少しでも進めばと思います。

■職場復帰 3役を頑張り続けた結果、思わぬ事態に発展
 いざ本格復帰してみるとですね、全く思うようにいかないのです。ほんと、全く、全然、1ミクロンもうまくいかない。白旗をあげて降参したくなるくらい。

 家を取れば仕事が進まず、仕事を取れば家が荒れる。「どちらも」と欲張ると、健康か夫婦関係が犠牲になる……。人間には等しく24時間しかないのに、3役(妻・母・法人代表)をこなすのはミッション・インポッシブル。これが女性活躍というならご免こうむりたい。

 もちろん、最初は「両立するぞ!」と鼻息荒く頑張りました。どれもこれも欲張って頑張り続けて、ある日思わぬ事態が次から次へと起きてしまいました。

 復帰した今、痛切に思うことは「育休」という言葉が社会にどれだけ浸透しても、社会はワーママという存在を持て余しているということです。

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最終更新:7/27(木) 11:55
日経DUAL

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