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衝撃の大変身! トヨタ・カムリが突然イケイケに

7/27(木) 12:00配信

日経トレンディネット

 2017年7月10日に発売された新型「カムリ」。米国では15年連続で乗用車販売台数1位を獲得している人気者が、驚くほど変わった!

【関連画像】フロントは最近のトヨタが多く用いる「キーンルック」。中央のエンブレムを中心に、ヘッドランプまでグリルがV字にデザインされている

●【コンセプト】トヨタはセダンを諦めてなかった!

 久々、大衝撃です。変われば変わるもんだと。例えるならダサい太めの大学教授が、いまどきの売れっ子アーティストに! ふ菓子がティラミスになったような大変身っぷり! いわばベタベタな昭和のオヤジの象徴が、なぜかセクシーな存在になっちゃったようなもんで、しかもビックリな“出っ歯”マスクも大注目。

 はたしてその大変身カーの名はトヨタ「カムリ」。今から37年前の1980年にセリカの派生車種「セリカ カムリ」の名で登場したファミリーセダンで、1990年代に米国に本格進出。今では米国だけで年間35~40万台も売れる、全米ベストセラーセダンだ。

 ちなみに年間40万台というのは、時に北米仕様の「カローラ」をしのぐ台数で、まさしくトヨタきってのドル箱。黙っていても売れる存在であるだけに、小沢的にはここまで変わると思っていなかったところに、この大変身です。そこには人気者ならではの焦りがあったようで。

食パンやバニラアイスのように凡庸?

 「米国では食パンとかバニラアイスにたとえられる存在で、選んで買っていただくクルマではなくなりつつありました」(トヨタの勝又正人チーフエンジニア)

 だそうで、まさに偉大なる“マンネリカー”。そこで今回は「前例のない変革」を標榜し、例の大胆マスクはもちろん、中身にも新世代のTNGA-Kプラットフォーム(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー・Kプラットフォーム)をイチから開発。パワートレインも「ネーミングはTHS II(トヨタ・ハイブリッド・システムII)のままですが、実質4世代目です」と勝又氏が言う新型ハイブリッドシステムを投入。

 結果全長4.9m弱&1.6トン弱の巨大ボディーでありながら、最良モード燃費は33.4km/L! 売れ線プリウスの37.2km/Lから約1割減に収めているうえ、同じくハイブリッド専用車だった旧型カムリの23.4km/Lに比べて実に10km/Lもアップ。

 もはや“ちとデカいプリウス”? と呼んでいいレベルのスーパーエコ・ハイブリッドカーになってるわけですよ。

 ってなわけで小沢がチェックしてきました。

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