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巨人・澤村拓一 苦闘を続ける2016年セーブ王

7/28(金) 11:50配信

週刊ベースボールONLINE

 下位からの浮上を狙うチームの裏で、澤村拓一が苦闘を続けている。

 2015年にクローザーに転向し、36セーブを挙げ、昨年は37セーブで最多セーブに輝いた。今季は現在クローザーを務めているカミネロが加入したが、このポジションを期待されていたのは澤村だった。だが、春先に“異変”が起こる。

 自身の今季初実戦となった3月4日の日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)。5回から3番手でマウンドに立ったが、先頭の右打者・清水優心への初球がすっぽ抜け、後頭部を直撃、危険球によりわずか1球でベンチに下がった。同18日のオープン戦のロッテ戦(ZOZOマリン)では試合前に右肩の違和感を訴え、登板回避。以来、ここまでファームでの調整が続き、ペナントレース開幕後は一軍登板はもちろん、ファームでの実戦登板もない。

 遠投などでじっくりと時間をかけて調整し、7月16日にはジャイアンツ球場のブルペンで44球を投げるところまで回復を見せた。報道陣の問いかけには「今は答えられる状況じゃない。やるべきことをやるだけです。期待に応えられるようにやるだけ」と明言を避けたが、調整は順調だとみられる。

 話し合いの場を持った鹿取義隆GMは「リポートより状態が良かったので安心した。大体のリミットは本人に言ってある。8月半ばぐらい。1カ月後ぐらいに来てくれればいい」と復帰時期を設定。西村健太朗、マシソン、カミネロという勝利の方程式が固まりつつある中、セーブ王は再び輝けるのか。

写真=榎本郁也

週刊ベースボール

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