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「ユーベには行かないと…」ベルナルデスキの“禁断の移籍”に元同僚が過去を告白

7/28(金) 16:24配信

SOCCER DIGEST Web

当人はインスタグラムでフィレンツェ愛を語る。

 チェルシーに所属するスペイン人DFのマルコス・アロンソは、現地時間7月24日にフィオレンティーナからユベントスへ移籍したイタリア代表MFのフェデリコ・ベルナルデスキについて、かつて「ユーベに行くことはない」と彼が話していたと明かしている。

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 フィオレンティーナとユーベの関係は、1990年のロベルト・バッジョ移籍をきっかけに緊張化。以降、ユーベから選手が加入すると、フィオレンティーナのサポーターが「お清め」と称して暴動を起こすほどだった。
 
 それだけに、現在もフィオレンティーナでは「ユーベ移籍はありえない」と考える選手は少なくない。今夏にインテルへ移籍したボルハ・バレロもそのひとりだ。
 
 5年間もヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)のユニホームを身に纏った元スペイン代表MFは、クラブとの関係悪化で退団することになったが、それでも「ユーベは新天地候補に入らなかった」ことだけは明確にしている。
 
 昨夏までフィオレンティーナに所属したM・アロンソも、両クラブの難しい関係をよく理解している。イタリア『スカイ・スポーツ』によると、スペイン人DFは「フィオレンティーナからユーベに移籍するのは、常に大きな混乱を生む。2年前のネト(今夏にバレンシアへ移籍)もそうだった。難しい選択なんだ」と語った。
 
 だが、その“禁断の移籍”に踏み切ったのが、フィオレンティーナのユース出身で、背番号10を付けていたベルナルデスキだ。前述のバッジョ以来となる10番のユーベ移籍に落胆するフィオレンティーナのサポーターも少なくない。
 
 しかしM・アロンソは、「ベルナルデスキだって、以前は(ユーベに)行くことはないと言っていたんだよ」と明かした。それでも、フィオレンティーナのアイドルだったベルナルデスキが今回の決断を下したことについて、元同僚は「プロとしてのもの」と推測している。
 
「タイミング次第なんだ。彼はユーベで何かを勝ち取れる可能性があると見たんだろう。決めるのは彼自身だからね」
 
 ユーベでも伝統の背番号10を纏うのか否かが注目されている23歳の若武者は7月26日、自身のインスタグラムでフィオレンティーナへの感謝を強調し、古巣への想いを表わした。
 
「12年もの間、僕を成長させるとともに一人前の男にしてくれたフィオレンティーナに感謝したい。僕に関わってきた全て人々にもね。僕をサポートしてきてくれたドクターや専門家、理学療法士、用具係など、みんなに『ありがとう』を伝えたい。彼らのことは決して忘れないだろう」
 
 そのうえでベルナルデスキは、「今……新たな旅へ臨むときが来た。なんて言っていいか……。これ以上のスタートはなかった。ユニホームや名誉など、僕に与えられたもののために、僕ができる全てを捧げたい」と新天地での躍進も誓っている。

最終更新:7/28(金) 16:47
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