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NHK渾身の「AIに聞いてみた」が炎上した必然

7/28(金) 13:00配信

東洋経済オンライン

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7月22日に放送されたNHKスペシャル「AIに聞いてみた どうすんのよ!?  ニッポン」が、さまざまな波紋を呼んでいるのをご存知だろうか。

 この番組、NHKのウェブページで番組概要を見ると「日本の閉塞した状況を打破する手がかりを求めて、NHKは『課題解決型AI(人工知能)」を開発した。パターン認識と呼ばれる手法で700万を超える日本の統計データをAIが解析した結果、驚きの結論が! それは『40代ひとり暮らしを減らせば日本がよくなる』といった奇想天外な提言の数々だった。それは何を意味するのか?  日本は本当に良くなるのか?  マツコ・デラックスと有働由美子アナが、本音でAIと対決する」とある。

■とてもAIと呼べる代物ではない

 ところが全録レコーダーに残っていたこの番組を見ると、この番組で使われているアプリケーションは、とてもAIと呼べる代物ではなさそうなのだ。そもそもAI研究を行っている民間企業や研究機関を頼らず、NHKが独自に開発して統計情報をインプット。結果を導いているという。

 本コラムは番組批判を目的としているわけではないので、具体的にこの番組内容について掘り下げて言及はしない。しかし、AIで何らかの社会的傾向や問題点を洗い出すのではなく、単に番組担当者が考えている社会問題に関して、統計学的にその根拠を示そうとしているだけに過ぎないようだ。すなわち、“AI”がバズワードだから、番組における制作者の主張を裏付ける証拠として「AIを使った」というお墨付きを“自ら開発したAI(を名乗る)プログラムで”与えようとしている自作自演にしか見えない。

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