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クラフトビールと普通のビールの違いを教えてくれ!今更聞けないビールの基礎講座

7/28(金) 5:20配信

東京カレンダー

普段口にしているものの、ビールについて知らないことも案外多い。一大ビールトレンドの今、昔からのビール派としては理解を深めたいところだ。そこで、“ビールの達人”藤原ヒロユキさんに、その基本を、ご教授いただいた!

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Q-温度って味わいに影響しますか?

A-もちろん。温度にまで気を配れれば、最高です。

日本ではキンキンに冷えたビールが好まれがちだが、全スタイルには当てはまらない。それぞれに適温はあるのだ。香りが高く、ハイアルコール、フルボディほど高い温度が適し、シャープで低アルコール、ライトボディほど冷やすほうがいい。適温レンジの広い低温発酵エールのケルシュもあるが、冷やす一辺倒をやめてみるだけでも味わいは深まる。

Q-日本のビールって1種類だけって本当?

A-そんな時代もありましたが、今は多様なスタイルが流通しています。

かつて日本で流通するビールは、淡色ラガーでほとんどがピルスナー1種という時代も。明治時代の中期から一般的になったスタイルだ。現在は、輸入ビールや地ビール、クラフトビールと種類も増加、上面発酵のエールを大手が作るようにも。選択肢が豊富なうれしい時代に。

Q-クラフトビールと普通のビールと違いは?

A-違いは生産規模。アメリカから日本に上陸した文化です。

1965年サンフランシスコにて、フィリッツ・メイタグによるアンカー社の復興をきっかけに、’80年代にアメリカンドリームを追った者たちによる小規模醸造ベンチャーブームが起こる。

結果、自家製造の多彩な地ビールが増加した。日本では1995年の酒税法改正施行をきっかけにクラフトビールの流行が起こり、現在日本でも小規模醸造家が激増している。

Q-日本のクラフトビールも、今また増えてますよね。

A-注目の国産マイクロブルワリーをご紹介します

日本では、1994年に酒税法が改正されて規制が緩和。その結果、小規模醸造のメーカーが増加、それまで大手メーカーの寡占状態から状況が変化した。

その後訪れた地ビールブームは一旦落ち着いたものの、アメリカからのクラフトビールブームを受けて、今また日本でも元気な小規模醸造家=マイクロブルワリーが増加中。それぞれ優れたレシピを、巧みな醸造技術で仕上げた完成度の高さが魅力。そんな醸造所のタップを常設する店もじわじわと増えている。

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最終更新:7/28(金) 5:20
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