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Google人材募集が求人情報サイトを駆逐する理由

7/29(土) 17:10配信

ライフハッカー[日本版]

Inc.:先日ローンチした「Google人材募集(Google for Jobs)」は、LinkedIn、Monster、CareerBuilderなどのサイトに掲載されている求人情報を、シンプルなGoogle検索ボックスを使って調べられるというもの。求職者にはうれしいサービスですが、求人ビジネスに携わっている企業にとっては要注意な存在です。Google for JobsはGoogle検索を素直に進化させたツールのようにも見えますが、今後の求人ビジネスを根本的に変えてしまうパワーを秘めています。

【画像】Google人材募集が求人情報サイトを駆逐する理由

Google人材募集の仕組み

Googleは第三者の求人情報サイトから求人情報を収集してインデックスを作ります。カスタマーはGoogle検索を利用して、そうした求人情報を自由に検索できます。特定の業界を指定したり、最近投稿された求人に限定したり、エントリーレベルか管理職か、フルタイムかパートタイムかなど、さまざまな項目で絞り込んだ検索が可能です。応募したい求人が見つかったら、そこから第三者の求人情報サイトへ飛んで、応募ができます。

Googleの調査によると、米国の雇用主の約半数が人材不足に悩んでいます。一方の求職者は、検索エンジンが求人情報をうまく整理できていないせいで、あるはずの求人を見つけられずにいるのです。そこでGoogleは、隠れてしまっている求人情報を浮かび上がらせ、探しやすく分類して求職者へ提供しようとしています。

大手求人情報サイトにもたらされるメリット

短期的に見れば、Google人材募集はCareerBuilderやZipRecruiterなどの企業に大きな利益をもたらします。Googleからそうしたサイトへ大量のトラフィックが流れることになるからです。Indeed.comのような大手求人情報サイトは、Google人材募集のローンチ前から、トラフィックの大半をオーガニック検索(広告によらない通常の検索)から得ています。つまり、こうした求人情報サイトはGoogleを利用して求人情報のインデックスを作り、求職者に見せているわけです。

求職者が「ロサンゼルスにおけるプロジェクトマネージャーの仕事」といったフレーズでGoogle検索すると、たいていは大手求人情報サイトの情報が検索結果の上位に表示されます。すなわち、そうしたサイトはGoogleから大量のトラフィックをいただいているわけです。そして、何度か求人情報を検索しているうちに、カスタマーの多くがGoogle検索を経由せずに、求人情報サイトを直接見に行くようになります。Googleはこの流れを断ち切り、求職者を囲い込みたいのです。

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