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GI馬2頭に隙あり。クイーンSで女性記者3名が選ぶ穴馬は4頭いた

7/29(土) 17:20配信

webスポルティーバ

 夏の北海道シリーズも舞台は札幌競馬場へ。開幕週のメインを飾るのは、牝馬限定のGIIIクイーンS(7月30日/芝1800m)だ。

【写真】クイーンSの「2強」で優勢なのは?

 今年は、古馬牝馬の「春の女王決定戦」となるGIヴィクトリアマイル(5月14日/東京・芝1600m)を制したアドマイヤリード(牝4歳)と、3歳の「マイル王決定戦」GINHKマイルC(5月7日/東京・芝1600m)を快勝したアエロリット(牝3歳)の、2頭のGIウイナーが出走予定。これほどの実績馬が出走するのは珍しく、人気もこの2頭に集中しそうだ。

 では実際に、レースもこのGI馬2頭であっさり決まってしまうのか。現地・札幌入りして取材中のスポーツニッポンの村松由季子記者はこう語る。

「毎年、いかにも夏のGIIIといったメンバーで、頭数もそんなに多くはならないのですが、今年はGI馬2頭を中心になかなかいいメンバーがそろいました。ただ、洋芝で、開幕週という特異な状況だけに、ひと筋縄ではいかないとも考えています」

 村松記者はGI馬2頭にも付け入る隙は十分にあるという。そして、こう続けた。

「アドマイヤリードは、力は断然だと思う反面、洋芝が初めて。しかも、脚質的に小回りの開幕週が課題となります。アエロリットも、初の古馬相手。さらに、初距離、初の洋芝と”初物づくし”なのは気になるところです。もちろん、それらの課題をクリアしてここで結果を出すようなら、ともに秋に向けて視界は良好と言えます。

 ですが、かなりの人気を背負うでしょうから、心配材料があることを考えれば、他の馬に食指が動きます。2頭の前で競馬ができるクロコスミア(牝4歳)を狙ってみたいです」

 クロコスミアは、昨年のGIIローズS(2着。阪神・芝1800m)でも果敢に先行。最後はオークス馬のシンハライトにハナ差かわされたものの、”あわや”というシーンを作り出した。

「実際に馬の状態を見ても、滞在競馬が合っているようで、馬体重410kg前後の小さな馬にもかかわらず、そこまでの小ささを感じません。北海道の洋芝にも実績があり、前走でも函館の1000万条件・北斗特別(6月18日/芝1800m)を完勝。時計がかなり速い特殊な馬場だったといえ、レコード勝ちと目下の充実ぶりを感じさせます。

 その前走後は、短期放牧に出て7月8日に入厩。ここまで順調に来ています。昨年のローズSのような力のいる馬場にも対応できますし、人気2頭がけん制し合うようなら、この馬がひと泡吹かせるかもしれません」

 同じく札幌で取材するスポーツ報知の石野静香記者は、昨年のGI秋華賞(京都・芝2000m)で2着に入ったパールコード(牝4歳)を推す。

「(パールコードは)重賞で勝ち負けできる力がありながら、もうあと一歩というところで勝てないでいる。陣営としても、(勝利へ)何が足りないのか、貪欲に模索しているみたいです」

 事実、パールコードは前走、地方の交流重賞であるマリーンC(5着。4月12日/船橋・ダート1600m)に出走。初のダート戦に挑むなど、あらゆる可能性を探っているようだ。

「前走のダート戦参戦も、足りない”あと一歩”を補う狙いがあったようです。結果は5着。力を出し切れなかったのは、道悪のうえに、内で包まれたことが影響したのでしょう。芝に戻る今回、人気を落とすようなら、絶好の狙い目。今春、海外GIのドバイターフを勝った秋華賞馬ヴィブロスとの力関係(秋華賞ではコンマ1秒差)から見て、勝機は十分にあります。

 今回も、鞍上には川田将雅騎手を早くから確保。洋芝は初めてですが、担当の片山裕也助手は『試せるものは、全部試したい』と話していて、きっかけひとつで”大化け”する可能性があります。ここで秘めた素質が開花するのか、期待が膨らみますね」

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