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白熱するパ・リーグ最多本塁打争い。西武・中村は今季も「規定打席到達年は本塁打王」なるか

7/29(土) 11:01配信

ベースボールチャンネル

 今季はパ・リーグ本塁打王のタイトル争いが熾烈をきわめている。

 7月29日現在、ソフトバンク・柳田、楽天・ウィーラー、西武・中村の3人が23本塁打でトップタイ、ソフトバンク・デスパイネ、日本ハム・レアードが22本塁打で4位タイにつけており、どの選手が本塁打王を獲得してもおかしくない状況だ。

 その他にも、オリックス・T-岡田が19本塁打、オリックス・ロメロ、西武・秋山も18本塁打を記録しており、彼らがこれから本塁打を量産してトップに躍り出る可能性も十分にあるだろう。

 今季は多くの打者がしのぎを削っているが、この中で本塁打王の獲得経験があるのは中村・T-岡田・レアードの3名のみ。そして、NPB史上3位となる6度の本塁打王獲得の経験がある西武の”おかわり君”こと、中村剛也に2季ぶりとなる本塁打王獲得の期待がかかる。

 中村は初めて本塁打王を獲得した2008年以降、規定打席に到達した年は必ず本塁打王を獲得している。故障の影響で出場機会が減少しタイトルを逃した年もあるが、万全な状態であれば他の打者の追随を許さず本塁打を量産している。

 今季、中村はここまで84試合に出場し打率.230、23本塁打、65打点という成績を残しており、7月は9本塁打を記録してリーグトップタイまで浮上してきた。そして、今季の打席数は既に359を記録しており、今季の規定打席である443まで残り84と、このまま離脱がなければ規定打席到達はほぼ確実だ。

 7回目のタイトル獲得となれば、歴代2位となる9回の本塁打王のタイトルを獲得した野村克也氏の記録まで残り「2」に迫る。今季の8月に34歳を迎えることもあり、歴代1位の王貞治氏が持つ15回の更新は難しいが、今季タイトルを獲得すれば歴代2位に浮上できる可能性は十分出てくるだろう。

 “規定打席に到達すれば本塁打王”のジンクスを持っている中村。西武の誇る現役最高のスラッガーは、今季も本塁打王を獲得することはできるだろうか。

以下、中村が本塁打王を獲得した年の成績となる。

2008年 143試合 打率.244(524-128) 46本塁打 101打点 OPS.889 (ローズと6本差)
2009年 128試合 打率.285(501-143) 48本塁打 122打点 OPS1.010(山崎と9本差)
2011年 144試合 打率.269(525-141) 48本塁打 116打点 OPS.973(松田と23本差)
2012年 123試合 打率.231(432-100) 27本塁打 79打点 OPS.792(李大浩・中田と3本差)
2014年 111試合 打率.257(382-98) 34本塁打 90打点 OPS.963(ペーニャと2本差)
2015年 139試合 打率.278(521-145) 37本塁打 124打点 OPS.926(松田と2本差)

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ベースボールチャンネル編集部