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若者にとって「草食男子」はむしろ褒め言葉だ

7/29(土) 8:00配信

東洋経済オンライン

「草食系」という言葉がよく使われるようになって久しい今、現代の若者の恋愛・男女交際への意識には、どのような傾向が見られるのでしょうか。明治安田生活福祉研究所が行った「男女交際・結婚に関する意識調査」の結果から、全国の15~34歳の恋愛・結婚に関する意識や実態について、恋愛・男女交際へのスタンスごとの傾向という視点でご紹介します。なお、本稿の「草食系」とは、「恋愛・男女交際に消極的・受動的」なスタンスを指します。

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■草食系男子はむしろポジティブなイメージ

 まず、現代の若者は、恋愛・男女交際に「消極・受動的」なスタンスの男性、いわゆる「草食系男子」に対してどのようなイメージを抱いているのでしょうか。

 草食系男子のイメージとしてあてはまるものを尋ねたところ、男女とも各年齢層で最も高い割合になったのは「ガツガツしていない」で、半数以上が挙げています。次いで、「デートに誘わない・告白しない」「異性と話すのが苦手」などが続きます。また、女性のほうが「頼りない」イメージを持つ人の割合が高くなっています。女性では年齢が上がるにつれ、「デートに誘わない・告白しない」「傷つきやすい」「恋愛以外のことで満たされている」の割合が高くなります。「異性と話すのが苦手」は男女共に年齢が上がるにつれ、割合が目立って低くなります。

 以上の傾向を踏まえると、「草食系男子」という言葉には、恋愛に奥手というネガティブなイメージよりも、ガツガツしすぎていないという、どちらかといえば肯定的なイメージを持つ人が男女共に多いようです。

 それでは、いったいどの程度の若者が「草食系」なのでしょうか。15~24歳の未婚者に対して、恋愛・男女交際へのスタンスを尋ねたところ、10代後半・20代前半共に男性は「恋愛・男女交際に消極・受動的」(草食系)が約7割で、「恋愛・男女交際に興味がない」の約1割と合わせると、恋愛・男女交際に積極・能動的ではない男性が約8割となっています。

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