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マクドナルド誕生秘話を描いた映画は、ビジネスパーソンには必見だ

7/29(土) 7:00配信

日経トレンディネット

 あのマクドナルドの“創業者”がこんなにモーレツなキャラクターだったなんて……。見る者にキョーレツな印象を与えてくれるのが、マクドナルド誕生秘話を描いた『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』だ。

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 マクドナルドの創業者といえばレイ・クロック。世界最大のファーストフードチェーンを作り上げた立志伝中の人物として、多くの起業家たちからリスペクトされている。しかし彼が成功のきっかけをつかんだのは50代になってから。それまで成功を夢見ながらも、失敗を重ねてきた彼が、いかにしてマクドナルドを10億ドル規模の巨大企業に築き上げていったのか。

 誰もが知っているマクドナルドの、誰も知らなかった誕生秘話が明かされていく。

●マクドナルドと出合い、レイ・クロックは創業者になった

 1954年、戦後の発展で好景気に沸く米国で、52歳のレイ・クロックは米中西部でシェイクミキサーのセールスマンをしていた。なかなか購入してもらえない日々を送るなか、あるレストランから6台の注文が入る。何かの間違いではないかと発注元に確認の電話をかけたレイは、その電話中にさらに2台の追加注文を受け、どんな店なのかと興味津々でオーナーに会いに行く。その店こそが、名字を冠したハンバーガー店、マクドナルドであった。

 通常ならハンバーガーを注文しても20~30分待つのは当たり前のなか、たった30秒で料理が出てきたことに驚いたレイは、合理的な流れ作業の「スピード・サービス・システム」に感銘を受け、勝機を見い出す。そして、オーナーのディック&マック・マクドナルド兄弟に、フランチャイズビジネスによる全国展開を提案する。

 最初はサービスの質が落ちるからと渋っていたマクドナルド兄弟をレイは何とか説得して契約を交わした途端、フランチャイズの成功に向けて猪突猛進。だが、怒濤の勢いでフランチャイズを成功させていくレイと、あくまでもサービスの質にこだわる兄弟との関係は次第に悪化していく。

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