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西武・森友哉 ミラクルへ最高の起爆剤に

7/30(日) 11:52配信

週刊ベースボールONLINE

 3月5日、キューバとのWBC強化試合で左ヒジに死球を受けて、骨折。4カ月半以上、長期離脱中の森友哉だが着実に復帰へのステップを上っている。

 6月28日にはブルペンでの投球練習で捕手を務め、その後、屋外での捕手技術練習にも合流。7月中旬には本格的な室内マシン打撃、屋外での打撃練習も再開し、下旬にはファームの全体練習にも完全合流。「だいぶ良くなっています」と手応えを口にする。

 7月15日のことだ。午前中に行われた西武第二球場での二軍練習に引き続き、午後からは同場所で一軍の全体練習が行われた。その際、グラウンドを訪れた辻発彦監督や秋元宏作バッテリーコーチは久しく見ていなかった“小さな巨人”の姿を見かけると、すかさず「状態はどうなんだ? 早く帰ってこい!」と声をかけ、早期回復を願った。

 また、チームメートたちも軽口で冗談を言いながらも激励。中でも、「好きな相手にしかちょっかいをかけない」と言うウルフは、紙コップに入れた給水用の水を一口飲んだ後、残りを森にかけるいたずらで笑いを誘い、親愛の念を示していた。そうした一幕に、チーム内での“森友哉”の存在の大きさは、如実に表れている。

 一軍スタッフから、「“野球”、やってるのか?」と尋ねられると、「最近、ようやく“野球”やれてます」とうれしそうにはにかんだ強打の21歳捕手。

「後半戦は、チームの戦力になりたい」

 背番号10の完全復活こそ、CS出場、さらには悲願の日本一の達成への、最高の起爆剤となる。

写真=BBM

週刊ベースボール

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