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手延べそうめん 職人の後継者不足で20年後になくなる懸念

7/30(日) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 夏の定番「そうめん」。その起源は、約1200年前の奈良時代、鑑真が遣唐船で持ち込んだ小麦粉で作った縄状の「索餅(さくべい)」という唐菓子。日本最古の麺と呼ばれている。

 よく話題になるのが、「そうめん」と「ひやむぎ」の違いだが、原材料は同じ、小麦粉、塩、水。麺の太さが1.3~1.7mmならひやむぎで、1.3mm未満がそうめんとされている。

 以上の分類は、機械製法の場合。2本の箸で生地を延ばす伝統的な製法で作ったものは、「手延べそうめん」と呼ばれる。しかし、手延べ職人は年々減少しており、後継者不足のため、20年後には手延べそうめんを食べられない可能性も…。ちなみに、「日本三大そうめん」は、奈良県の「三輪そうめん」、兵庫県の「揖保乃糸」、香川県の「小豆島そうめん」の3つだという。

 そうめんは、湿気を嫌うので通気性のいい場所で保管する。開封後はファスナー付き保存袋に入れて冷蔵庫がベストだ。

 奈良・三輪そうめん製麺所の家系に生まれ、そうめん復権に力を注ぐそうめん研究家のソーメン二郎さんが、温泉卵、ツナ、アボカド、トマトと、カラフルで夏らしい組み合わせのトッピングが食欲をそそる『ぶっかけそうめん』を紹介してくれた。

「好きな具材をのせるだけなので、簡単。意外な具材を自由に組み合わせて、新しいおいしさを見つけてください」(ソーメン二郎さん)

撮影/菅井淳子

※女性セブン2017年8月10日号