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庶民の夢!飛行機のファーストクラスはどれほど贅沢できるのか?

7/30(日) 7:30配信

@DIME

「ファーストクラスなんて縁がない」という人も、いつ機会が訪れるか分からない。いざファーストクラスを利用することになった際に、思わずはしゃいだりすると恥をかくことも。そこで、未知なるファーストクラスの様相やお作法を元客室乗務員で一般社団法人日本CA協会会長、株式会社ビジヨンテツク代表取締役の真山美雪さんに聞いてみた。

■ファーストクラスの優遇サービス

ファーストクラスとは、言わずもがな、旅客機における最上級クラスの客席である。ビジネスクラス、およびエコノミークラスの席と比べて、どんな優遇があるのか確認しておこう。

1.チェックインカウンターでは待ち時間はほとんどなし

「手続きは、ファースト専用のチェックインカウンターで行います。待ち時間はほとんどありません。持ち込める荷物の量はエコノミークラスの倍。プライオリティータッグ(ドアサイドタッグ)をつけてくれるので、荷物は早く出てきます」

2.セキュリティーレーンでも並ぶことはほとんどなし

「セキュリティーを通るときも、一般の方とは違う、特別なファーストチェーンから通ります。所要時間はかなり少なく、並ぶことはほとんどありません」

3.ラウンジを利用可能

「航空会社や空港にもよりますが、ファーストクラス専用ラウンジを利用できます。

成田空港のJALダイヤモンド・プレミア ラウンジの場合、お寿司をその場で握ってくれます。希少で高価なシャンパーニュメゾンの『ローラン・ペリエ』をはじめ、各種ワイン、日本酒などは飲み放題。食事も和食、洋食などいろいろあります。機内に入ってからも食事サービスはあるので、食べ過ぎに注意。ここでしっかりと食事をしている方は、機内では、食べないですぐに寝られる方が多いようです。

また、このラウンジではさまざまなサービスが受けられます。マッサージ無料、高級紳士靴メーカージョンロブの靴磨き無料などあります。ライブラリーやゲームコーナーもありますし、もちろんシャワーも完備です」

4.機内ではシャンパン、食事、着替えなどが用意

「乗ったらすぐにウェエルカムシャンパンが出ます。食事は離陸してしばらくしたときと着陸前に、コース料理がサービスされますが、そのタイミング以外でもいつでも好きなものをいただけます。洋食や和食のコースだけでなく、カレー、かつ丼、お蕎麦、うどんなどのアラカルトもあります。

機内に入るとジャケットやコートなどはコートルームに預かってもらえます。また、機内で羽織るカーディガンやスウェットの上下などの着替えも用意されています。慣れている方は、食事後、さっさと着替えます。ベッドの用意をと言えば、フルフラットのシートにマットレス(エアヴィーブ)を引いてベッドメーキングをしてもらえます。

音楽や映画も、聴きやすいBOSEのQuiet Comfort(ノイズキャンセラー機能つき)のイヤホンなどが用意されています。Wi-Fi利用も24時間無料です」

■ファーストクラスで気をつけたいこと

真山さんによれば、ファーストクラスは基本自由で、ルールなどはないという。しかし、慣れている乗客や客室乗務員からすれば“目に余る”行動をする客はいるという。そもそも、客室乗務員は事前の情報で、その客がどういう肩書を持ち、ファーストクラスが初なのかどうかということも知っていることが多いそうだ。

初めて搭乗して白い眼で見られないためにも、ファーストクラスを利用する際に気をつけたほうがいいことを真山さんに聞いてみた。

1.トイレの使い方で格が分かる

「トイレは毎回、客室乗務員がきれいに掃除をしています。普段からファーストクラスを乗り慣れていらっしゃる方はとてもキレイに使います。汚い使い方をなさるとすぐにその方の格がわかってしまいます」

2.食べ過ぎ、飲みすぎには注意

「食べ物も飲み物も、最高のものがサービスされますが、食べ過ぎ、飲み過ぎには注意を。キャビアも食べ過ぎると気持ち悪くなります。また、気圧が低いため、アルコールのまわりが早くなりやすいこともありますので、ほどほどにお楽しみください」

3.ビジネスはほどほどに

「機内はWi-Fiも通じますし、電話もできますが、時差があるため、仕事は渡航先で疲れない程度に。乗り慣れている方は、ほとんどの方が寝て体を休めていらっしゃいます」

4.ドレスコードはスマートカジュアル

「自分の好きな恰好で構わないのですが、ほとんどの方はスーツやジャケットで乗っていらっしゃいます。リゾートが目的でもファーストクラスに乗る方は、旅先でディナーなども楽しむので、ジャケットが必要なのかなと思います」

初のファーストクラスで、贅沢な料理や飲み物を目の前に思わずテンションが上がってしまうのは仕方がないものの、服装については、さすがにバカンスであってもTシャツと短パンで乗るのは避けたほうがいいかもしれない。

最後に、真山さんはファーストクラス初心者へ次のようにアドバイスする。

「ファーストクラスといっても、航空会社によって違いますし、ラウンジなども空港によってだいぶ違います。ただ、たいてい、シートがフルフラットになって機内で寝られるという点で、エコノミーとは格段の差があります。最近ではビジネスクラスもフルフラットのシートが多くなってきているので、ファーストに近づいているような気がします。

航空会社によっては『これがファースト?』というようなシートもあり、日本の航空会社のビジネスクラスのほうが良いのでは、ということもありますので、 航空会社や路線と機材をしっかり調べて、ファーストクラスを楽しんでください」

取材協力
真山美雪さん

取材・文/石原亜香利

@DIME編集部

最終更新:7/30(日) 7:30
@DIME

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