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浦和監督、勝負の“3枚替え”も裏目となり敗戦 審判の判定も「若干我々にとって不利だった」

7/30(日) 7:30配信

Football ZONE web

敵地で札幌に0-2敗戦、ペトロヴィッチ監督の采配も勝利につながらず

 浦和レッズのミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、0-2で敗戦した北海道コンサドーレ札幌戦後の記者会見で、「今日のレフェリングは、若干我々にとって不利だった」と、DF槙野智章が退場処分になったゲームについて振り返っている。浦和が公式サイトで、試合後の指揮官コメントを公開している。

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 浦和は前節終了時点でリーグ34失点のワースト3位まで守備が崩壊していた。この日も前半32分に槙野が相手FW都倉賢にCKで競り負けて失点すると、その槙野がプレーで傷口を広げてしまう。同37分、札幌の縦パスをカットした勢いで攻撃参加しようとした槙野が、都倉と接触し転倒する。そして起き上がり際に、左足で都倉の顔面を蹴ってしまった。佐藤隆司レフェリーはアシスタントレフェリー、第4審判と確認した上で、槙野の行為が悪質なものと判断。槙野にレッドカードを提示して退場処分とした。

 さらにハーフタイムにペトロヴィッチ監督は交代枠3人を一気に使用する決断を下したが、後半3分の時点で途中出場させたDF那須大亮が左足に筋肉系のトラブルを発症してプレー続行が不可能に。浦和は後半のほぼ全てを9人で戦う状況となり、試合終了間際にも追加点を許して0-2で敗れている。

 ペトロヴィッチ監督は、相手GKク・ソンユンが後半12分と比較的早い時間に遅延行為による警告を受けたことと併せてこう語った。

「常にリスクを負わなければ試合に勝てない」

「今日のレフェリングは、若干我々にとって不利だった印象を受けています。相手のGKは途中に遅延行為でイエローカードを1枚もらいましたが、あと3枚くらいもらってもおかしくないくらい、我々が2人少ない状況のなかでも、時間を使ってなかなかボールを蹴らないような状況がありました。そのことに関して、言い訳をするつもりはないですが、私の見ていた印象として、今日のレフェリングはそういう印象を受けました」

 また、ハーフタイムの時点で交代枠を使い切る采配についても、「リスクはつきもの」と批判に対して反論している。

「博打とおっしゃいましたが、サッカーでは常にリスクを負わなければ、試合に勝つことは難しいと思います。例えばハーフタイムに2人を交代して、後半が始まって15分後にもう1人を交代したとしても、その選手がケガをしない保証はありません。あるいは3枚目のカードを切った後に誰かがケガをすることもあると思います。それは誰にも分からないことです。試合が終わってみれば、起こった出来事を逆算しながら推察はできると思いますが、物事が起こる前に決断しなければいけないのが私の仕事です」

 浦和は2人少ない状況で戦った後半にもボール保持率で相手を上回り、何度かチャンスを作った。そうした状況もあり、ペトロヴィッチ監督は「9人の状況と言いましたが、私は8人の状況でも同点に追いつける感覚を覚えていました。なぜなら、一人多くても少なくても、札幌の狙いは変わらなかった」と選手たちをねぎらった。しかし、この敗戦で浦和は20試合終了時点で9勝2分9敗と勝敗数はイーブンになった。

 昨季のリーグ年間勝ち点1位を獲得したチームを支えた34試合28失点の堅守は完全に崩壊し、采配も裏目に出てしまった。リーグタイトル奪還は極めて厳しくなったが、ペトロヴィッチ監督は「下を向いて諦めてしまったら、前には進めません。痛い敗戦ですが、この敗戦を受け止めて、しっかりと立ち上がり前を向いて進んでいかなければいけない」と必死に前を向いた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/30(日) 7:30
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