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マインツ武藤嘉紀の日本代表復帰計画。まず最初は「ケガしないこと」

7/30(日) 8:22配信

webスポルティーバ

 大胆かつ慎重に。武藤嘉紀のこの夏の調整方法を簡単にいえばそうなる。マインツに入団してからの2シーズンのうち、半分近くはケガに悩まされてきた。3季目となる今季は、何よりシーズンを通しての活躍と、その先にある日本代表への復帰とワールドカップに出場することを見据えて、プレシーズンのトレーニングに励んでいる。

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「目の前のことに全力を尽くす」「ひとつひとつ懸命にやるだけ」というようなことを話す選手が多い中で、武藤の場合は、段階的な調整と準備を大事にしていることが、言葉の端々からうかがえた。例えば7月上旬、チームに合流した当初はこうだった。

「新しい選手も入って競争意識もあって、いい雰囲気でできているんじゃないかな。自主練でかなり上げてきたから、コンディションはいいです」

 ぱっと見ただけで、コンディション的に他の選手を上回っていることがわかった。出遅れることのないように、先頭に立って練習をこなせるように、準備をしてきたことは明らかだった。

 ちょうどその頃、古巣であるFC東京とのフレンドリーマッチが7月19日に組まれたことが発表された。

「楽しみですね。みんなもコンディション上、疲れている時期だろうから、そこでは結果を出すというよりも試合勘と、いいプレーを大事にしたいな。アピール合戦だから結果を出すことも大事だけど、ケガをせず、徐々に徐々に。一気に上げようとすると筋肉系のトラブルが出てくるから」

 武藤が何よりも恐れているのはケガによる離脱だった。ケガそのもののダメージだけでなく、休養を余儀なくされれば本来のコンディションに戻るまでに時間がかかる。だからこそ慎重を期し、フルタイムでサポートしてくれるトレーナーを日本から呼び寄せ、足の裏の細い筋肉を鍛えることなどをしている。

「全部を見つめ直して、バランスから何から、把握するところから始めました」と言う。

 そのFC東京とのフレンドリーマッチで、武藤は60分ほどプレーした。この夏一番の暑さとトレーニングによる疲労の中、ヘロヘロになりながら「いや、やばかった。死ぬかと思った。明日も練習試合なの? 休みたいなあ」と、言葉を絞り出した。

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