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デザイン家電が似合うおしゃれな部屋の作り方

7/30(日) 8:30配信

@DIME

スリムで上質なフォルムを持ち、見る者の美意識をかきたてるデザイン性に優れた家電たち。近年、次々と登場し、進化を遂げた姿を見せている。かつてデザイン家電といえば機能は二の次だったが、今は最先端の機能を兼ね備える優秀なデザイン家電も多い。

【写真】デザイン家電が似合うおしゃれな部屋の作り方

とはいえ、一般家庭にそのまま配置すると、どこか違和感が出る。きっと誰もが経験があるだろう。デザイン家電はどんな風に選び、配置すると違和感なくオシャレなインテリアづくりができるだろうか。現役のデザイン家電を手掛けるクリエイティブディレクターに聞いた。

■デザイン家電へのこだわりは「質感」と「配色」

空気清浄機や加湿器、除湿機などの美しいデザイン家電で知られるcado(カドー)。高度なデザイン性を有しながらも、機能性にもこだわりがある。シンプルながら、単体で見ても美しく、部屋に置いてもそれほど違和感のないフォルムと色合いは、初心者でも取り入れやすい。

cadoブランドのクリエイティブディレクターの鈴木健さんは、かつて東芝やamadanaのデザインを手がけたこともあるという業界では屈指の存在だ。cadoのデザイン家電について、一般家庭のインテリアにマッチさせるために「質感・配色」を意識している点を明かす。

鈴木さん:「cadoのデザインで、インテリアとの関係において気にしている点は、質感と配色です。おそらくこの2点が、インテリアを成功させる一番大きな要因になると思います。

『質感』は素材感を生かした材料を使用するよう心がけています。また、光を強く反射する処理を避けることで、インテリアとの調和に考慮しています。

『配色』は明るいインテリアからダーク系インテリアまで、さまざまな色合いを想定し、本体色のカラーバリエーションを意識しています」

■デザイン家電は「色・質感・ボリューム感」を基準に選ぶ

家庭でデザイン家電を取り入れたいと思ったら、手軽なのが小物家電だ。バルミューダのトースター「BALMUDA The Toaster」や扇風機「The GreenFan」、デロンギの全自動コーヒーマシンや電気ケトルなどは取り入れやすい。

最近では、小さな子どもを持つ家庭で普及しているウォーターサーバーも、各社で競い合われるほどデザインが洗練されている。ウォーターサーバーは常時リビングなどに置かれているものなので、日常的な家電のひとつになる。例えば、グッドデザイン賞も受賞した富士山の銘水株式会社の「FRECIOUS Slat(フレシャス・スラット)」のようなものは、すんなり部屋になじみそうだ。

しかしいずれも、店頭もしくはWEB・カタログで「カッコいい!」「オシャレ!」「欲しい!」と思っても、いざ自宅に配置すると、とってつけたようになることも。

日本家庭には、どうすれば美しいデザイン家電がなじむだろうか。その選び方について鈴木さんは次のようにアドバイスする。

鈴木さん:「インテリアの配色を考慮して、デザイン家電の色・質感を選んでみてください。同時に、空間の中でその家電が占めるボリューム感を考慮しましょう。ボリュームのバランスがちょうどよければ部屋になじみます。むずかしいなら、家電だけで色をそろえてしまうとまとまりやすいです」

また、次のような工夫もあるという。

鈴木さん:「いまは個性的な商品も増えていますので、インテリアとの調和だけを意識するではなく、家電製品を『アクセント』にするような空間もありだと思います。例えば、マットな質感を持つものや、上品で高級感のあるアルミ製のものなどを、単調なインテリアの中に置いて活かすのです。

逆に、『家電製品の配色や質感から空間を考える』、というのも面白いのではないでしょうか。例えば、ステンレスの輝きが美しい空気清浄機を配置し、それに見合った上質なインテリアをそろえるという風にです」

家電のデザインをインテリアにマッチさせるには、まず色と質感から選んでみよう。手始めに色をそろえたり、アクセントにしてみたりと、ぜひいろいろと試してみてはいかがだろうか。

(取材協力)
カドーデザイン 代表取締役/カドー 副社長/クリエイティブディレクター
鈴木健さん

(画像提供)
富士山の銘水株式会社

取材・文/石原亜香利

@DIME編集部

最終更新:7/30(日) 8:30
@DIME

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