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こりゃ楽ちん!面倒な掃除の手間を減らす「トイレリフォーム」の最新トレンド

7/30(日) 19:10配信

@DIME

夫婦共働きだと、家事や掃除はできるだけシンプルに済ませたい。特にトイレ掃除はできれば手をかけたくない箇所。そんなトイレをリフォームし、掃除の手間を省くのがトレンドだという。果たしてどんな風に便器がリフォームされているのか。その最新事情を探ってみよう。

■トイレリフォームのトレンド

最近のトイレリフォームにはどんな傾向があるのだろうか。Panasonicのトイレの商品担当によれば、かつてブームとなった温水洗浄便座への切り替えはすでに昔の話となっているという。

「近年では『買い替え』需要が中心となっています。トイレリフォームといえば、『温水洗浄便座』にするイメージがありますが、2016年度国内総需要は約457万台に達し、その普及率は80%を超えています。いまは、現状のトイレをもっと便利にするリフォームに人気が集まっています」(Panasonic担当者)

具体的には、どんな買い替えが人気なのか。

「温水洗浄便座を買い換える際に、求める機能ニーズを約50項目に渡って聞いてみたところ、『便器の内側が汚れにくい』『便器の内側についた汚れが取れやすい』が1位・2位の回答となっており、お掃除性を重視する方が多いことがわかりました」(Panasonic担当者)

内閣府男女共同参画局の「男女共同参画白書 平成26年版」によれば、年々、共働き世帯は増加の一途をたどり、平成25年には1,065万世帯となっている。家事時間の限られた世帯にとって、「掃除性」は意味のあるリフォームといえそうだ。

■掃除性がアップするトイレリフォームとは?

便器の内側が汚れにくく、汚れが取れやすい便器とはどんな便器なのか。各メーカーからは、さまざまなアプローチで掃除性の高い便器が開発されている。

●フチなし

トイレ掃除の要(かなめ)といえるのが、フチ裏にこびりついた汚れをとること。ライオンの解析結果によれば、フチ裏汚れの正体は尿ハネが変化してできた「尿石」であり、ニオイの原因にもなるという。また、頑固で取れにくく、酸性の洗剤を使って落とす必要があるそうだ。そんな厄介なフチ裏汚れも、もともとフチがなければ掃除の手間が省けるし、汚れがついても掃除がしやすい。この「フチなし便器」はPanasonic、TOTO、LIXILなど各メーカーが開発している。

●汚れがつきにくい素材

各メーカーは便器の素材にもこだわっている。Panasonicは水垢をはじき、汚れがつきにくい「有機ガラス系新素材」を「新型アラウーノ」などに採用。TOTOは「セフィオンテクト」という汚れがつきにくく落ちやすい、独自の技術を使った2層構造の素材を出している。

●「泡」でこびりつき・飛びハネ・輪じみ汚れから守る

Panasonicは「泡」でカバーする「泡コート」を開発。便器の内面を泡の膜で覆い、汚れがつきにくく、汚れがついても落ちやすくした。また、泡のクッションで男性の小便時にも飛びハネを抑制。水位線部の輪じみ対策にもなる。

Panasonicの担当者によれば、調査の結果、この「泡コート」の機能を搭載することで、週1回以上のトイレ掃除をする人の率がほぼ半分に減ったことがわかったという。大がかりな工事は不要で、今ある便器に取り付けるだけの「泡コートトワレ」なら、リフォームのハードルは低そうだ。

●便器を「除菌水」「プラズマクラスター」で除菌

便器を除菌することで掃除性を高めるのはTOTOとLIXIL。

TOTOは、水からつくられる「きれい除菌水」を除菌された水を使用前・使用後などに便器へふきかけ、見えない汚れを分解・除菌をする機能を打ち出している。黒ずみなどの汚れが抑えられるという。

LIXILは「プラズマクラスター」で便器内を除菌できる機能を出している。プラズマクラスターイオンが行き渡り、除菌されるほか、ニオイの発生も抑えるという。

今後、トイレリフォームを考える機会があれば、温水洗浄便座のように直接的な便利さを追求するというより、どう家事を効率化し、衛生面を強化し、暮らしを充実させていけるかということにまで視野を広げると良さそうだ。

(取材協力)
Panasonic

取材・文/石原亜香利

@DIME編集部

最終更新:7/30(日) 19:10
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