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8月のお得な優待銘柄――厳選8本勝負

7/30(日) 8:50配信

HARBOR BUSINESS Online

今や上場企業の30%以上が実施している株主優待。ブームが続きその優待品も多岐に渡るなか、“本当に得する”優待銘柄を達人が厳選ピックアップ!彼らが銘柄を選ぶ際の基準、狙い目など“優待戦術”についてもまとめているので、要チェック!

◆【8月】毎年人気の高い“定番”銘柄が目白押し

優待好きには馴染み深い外食チェーンのほか、大手家電量販店など人気の銘柄が名を連ねる8月。こうした“定番”以外も優待利回りの高い銘柄が揃っている

【クリエイト・レストランツ・ホールディングス(東1・3387)】

「しゃぶ葉」「雛鮨」などの業態の店舗を直営展開。100株で系列店舗で使える食事券3000円分。「10万円の投資で、年2回も3000円分いただけるという超お得銘柄。店舗も全国にあるので便利です」(人気優待ブロガーのともさん氏)

株価 981円

単元株数:100株

優待月:8月末、2月末

配当利回り:1.02%

優待利回り:6.12%

PER/PBR:28.12倍/4.76倍

優待対象最低投資額:9万8100円

【ビックカメラ(東1・3048)】

近年はネット通販にも力を入れるビックカメラ。8月末は1000円分、2月末は2000円分の優待券がつく。「長期保有するとさらにお得な銘柄。使わない場合には、ヤフオクなどで売っても、高い換金率で売れます」(ともさん氏)

株価 1184円

単元株数:100株

優待月:8月末、2月末

配当利回り:1.01%

優待利回り:2.53%

PER/PBR:17.29倍/1.87倍

優待対象最低投資額:11万8400円

【SFPダイニング(東2・3198)】

「磯丸水産」「きづなすし」などの飲食店を展開。100株以上で4000円分の食事券が年2回付与される。「優待利回りが5.5%と高いうえ、全国さまざまな種類の店で使用できるのでお得度はかなり高い銘柄」(アナリストの谷山歩氏)

株価:1438円

単元株数:100株

優待月:8月末、2月末

配当利回り:1.81%

優待利回り:5.56%

PER/PBR:17.31倍/2.10倍

優待対象最低投資額:14万3800円

【吉野家ホールディングス(東1・9861)】

「吉野家」はもちろん「はなまるうどん」、「京罇」で使える300円サービス券が年に2回10枚付与される。「優待の中では定番中の定番。利用可能店舗も全国2000店舗以上と多く、使い勝手も良好です!」(谷山歩氏)

株価:1846円

単元株数:100株

優待月:8月末、12月末

配当利回り:1.10%

優待利回り:3.25%

PER/PBR:55.85倍/2.07倍

優待対象最低投資額:18万4600円

【大庄(東1・9979)】

「庄や」や「やる気茶屋」などの居酒屋チェーンを全国展開。「食事優待券2500円分、もしくはお米3kg、明太子、数の子、パンなどから優待品を選べるなど選択肢も豊富で、株価も比較的安定しています」(ともさん氏)

株価:1748円

単元株数:100株

優待月:8月末、2月末

配当利回り:0.81%

優待利回り:2.86%

PER/PBR:238.34倍/1.57倍

優待対象最低投資額:17万4800円

【東宝(東1・9602)】

映画興行、邦画配給を行う大手企業。100株以上で優待月ごとに映画割引券(1本800円に)2枚。「年4本映画が割安で観られるので、映画好きにはオススメ。1000株以上で招待券にグレードアップします」(有名優待ブロガーのぱんだ氏)

株価:3275円

単元株数:100株

優待月:8月末、2月末

配当利回り:0.76%

優待利回り:-%

PER/PBR:19.98倍/1.90倍

優待対象最低投資額:32万7500円

【コシダカホールディングス(東1・2157)】

「カラオケまねきねこ」、健康体操教室「カーブス」などを全国展開。100株で優待券5000円分と3000円相当のカタログギフト。「カタログに優待券とかなり太っ腹。優待券はスーパー銭湯でも使えます」(“カリスマ優待主婦”と呼ばれる夕刊マダム氏)

株価:2503円

単元株数:100株

優待月:8月末

配当利回り:1.34%

優待利回り:3.19%

PER/PBR:16.91倍/3.02倍

優待対象最低投資額:25万300円

【オンリー(東1・3376)】

「オンリー」「ザ・スーパースーツストア」などの業態で紳士服、婦人服販売店を展開。100株で1000円の優待券。「保有数によって優待額も増え、1200株だと3万円分とかなりお得に。女性用も充実してます」(夕刊マダム氏)

株価:918円

単元株数:100株

優待月:8月末

配当利回り:1.34%

優待利回り:1.09%

PER/PBR:9.55倍/0.77倍

優待対象最低投資額:9万1800円

◆相場が弱気な時こそ長期保有用銘柄を

「基本的に、優待株を選ぶときでもバリュー株投資のスタンスで、割安な株主優待株を安い時に買うというスタイルです。その基準は、PER20倍以下、PBR1倍以下、配当利回り2.5%以上ですが、近年のような高値圏では、すべて合致するものが減っています。また、「逆張り派」で、急落時や、相場全体が弱気の時を狙って長期保有用の銘柄を買っています。優待銘柄は優待月の2~3か月前から株価が上昇し始めるので、その時期は避けています。今回挙げた銘柄も、8~9月はもちろん、7月確定の銘柄でもまだ値は上がりきっていないはず。おトクに優待を得たいなら急ぎましょう!」(ともさん氏)

◆優待利回りよりも女性目線で嬉しい銘柄を

 あくまでも“預金の延長線”という長期保有のスタンスのなかで、優待が自分にとって価値のある銘柄を選んでいます。

 その基準はズバリ「自分でお金を払ってでも行きたいかどうか」。優待利回り的には居酒屋チェーンなどの飲食店の優待券が優秀ですが、私は主婦ですし行く機会はさほどありません。

 大手飲食店以外でも、「サニーサイドアップ」や「バルニバービ」のようにオシャレなカフェやレストランを運営する企業の優待や、化粧品、衣料品の優待など“女性が喜ぶ”優待銘柄も増えています。利回りよりまずは優待内容を重視しつつ、株価が上昇する権利確定3か月前までには購入しています。(夕刊マダム氏)

【ともさん氏】

ブログ「株主優待生活のすすめ」を日々更新する個人投資家。’00年ごろから優待中心の投資にシフトしたベテラン

【夕刊マダム氏】

これまで幾多のマネー誌にも取り上げられた“カリスマ優待主婦”。ブログ「夕刊マダムの悠々優待生活♪」

取材・文/城戸和弘 大格宗一郎(本誌)

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