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うっかり川でエイを釣ったら食べてしまおう

7/30(日) 15:00配信

東洋経済オンライン

■毎日を夏休みのように生きる

 夏休みシーズンが到来し、海へ山へと出かける計画を立てている最中の方も多いかもしれない。しかし夏休みには、いつか終わってしまうという最大の欠点がある。これを回避する方法が、1つだけ存在するのだ。それは、毎日を夏休みのように生きるということである。

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本書『捕まえて、食べる』の著者は、まさにそんな生き方を体現している人物だ。スッポンを自分で捕まえて鍋にする、エイを捕まえてホンオフェを作る。だが、いかにもアウトドアの達人という風情でもなければ、料理の腕に覚えありというタイプでもない。

 捕まえた場所は、ほとんどが自転車で行ける場所。料理を作る包丁さばきも、しどろもどろ。だけどやっていることは結構無謀。一風変わった食材ばかりを調達し、普通は試さない特殊な調理法を、ほんのりアドベンチャー風味で紹介してくれる。

 著者は大学時代に山形で暮らすようになってから狩猟本能に目覚め、卒業後、新小岩で一人暮らしを始めたことが運の尽き。江戸川と荒川という二大河川に挟まれた場所で生活するうちに、大学時代に培った「捕まえて、食べる」という原点へすっかり回帰してしまったそうだ。

 フリーライターという職業に就いたのをよいことに、都会をジャングルに見立て、ありふれた日常の延長線上にある狩猟採集ライフというスタンスから、気になるポイントをぐいぐいと突いてくる。

 まず最初に挑戦するのが、世界で2番目に臭い料理と言われるホンオフェである。しかもこれをエイを捕まえるところから始めてしまう。どこで釣れるのかも分からなかったはずなのに、ある日自転車で川へ行きノホホンと釣りをしていたら、うっかりエイが釣れてしまうのだ。

 自宅戻って下処理を終えたら、大きなエイを皮付き状のまま厚手の手漉き紙に包み、大きなかめに積み込んでいく。そのまま冷暗所で10日ほど保管すれば出来上がり。エイの体内から湧き出すアンモニア成分によって雑菌が繁殖できないため、腐敗はしないそうだ。

■「バーベキューでもしませんか?」と声をかけ…

 さらに悪ノリは続く。仲間に「バーベキューでもしませんか?」と声を掛け、河原でホンオフェのパーティーを主催する。これを食べた友人たちの食レポが強烈だ。

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