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ナチスに追われ子どもたちだけでスイスを目指す 「少女ファニーと運命の旅」を採点!

7/31(月) 17:00配信

文春オンライン

〈あらすじ〉

1943年、ナチスドイツが支配するフランス。13歳のユダヤ人少女ファニー(レオニー・スーショー)は、2人の妹とともに児童施設で生活していた。責任者のマダム・フォーマン(セシル・ドゥ・フランス)は、ドイツ軍の占領は時間の問題だと判断し、9人の子供たちをスイスに逃がすことを決意する。ファニーたちは列車に乗り込むが、橋が爆破されたためプランが大幅に狂い、警察に連行されてしまう。ファニーの機転でなんとか脱出した彼らは、様々な人々の援助を受けながら、スイス国境を目指す。

〈解説〉

ローラ・ドワイヨンの長編監督第3作。第二次世界大戦中に、子供たちだけでフランスからスイスへ脱出した女性の実体験をベースにした物語。96分。

中野翠(コラムニスト)★★★☆☆第二次大戦下の抵抗物語(しかも実話)で興味を持って見たが、案外メリハリに乏しい。特に樹上に隠れる場面、描写不足。

芝山幹郎(翻訳家)★★★☆☆既視感のある映像や挿話が多いが、主人公の少女の姿勢のよさが光る。話をわかりやすくするサービスは不要だったか。

斎藤綾子(作家)★★★★☆手助けするだけで処刑された当時、これが実話ということに感動。ユダヤ人の子どもたちを見逃す人々の姿に救われた。

森直人(映画評論家)★★★★☆『小さな赤いビー玉』の影響は大きいが、もっとサスペンス寄り。子供たちの冒険譚として陽性のトーンを巧く混ぜている。

洞口依子(女優)★★★☆☆将来の活躍が楽しみな子役の演技が光る。映像も印象を残すが、仏人監督らしいメタファーが甘さを増加させてしまった。

INFORMATION「少女ファニーと運命の旅」(仏・ベルギー)
8月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:ローラ・ドワイヨン
出演:レオニー・スーショー、ファンティーヌ・アルドゥアン、ジュリアーヌ・ルプロー、ライアン・ブロディ、アナイス・マイリンゲン ほか
http://shojo-fanny-movie.jp/

「週刊文春」編集部

最終更新:7/31(月) 17:00
文春オンライン

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