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hopeless を人に使うと大問題に!? 「日本人は投げやり」と思われる3つの英語

7/31(月) 7:10配信

NIKKEI STYLE

 ひとつの言葉は様々な顔を持っています。日本人の言葉が意図していない意味合いで伝わることもあります。日本人向けの英語教育で豊富な経験を持つデイビッド・セインさんが、日本人が使いがちな言葉から「影にある意味」を紹介します。今回は、これ以上続けるのは意味がないことを伝える場面です。

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 仕事をしながら、どう考えても期日に間に合いそうもない、あるいは、続けてもあまり意味はないのではないかと思うときがあります。こう感じたときに、すぐに事実を述べるのはなかなか難しいことですが、これ以上続けるのは、総合的に見て決してプラスにはならない、そう考えれば言いづらいことも言わなくてはなりません。

▲We can't do it. We're hopeless.
正しい訳:どうしてもできません。もう希望はありません。
影の意味:私たちには無理、私たちは希望のないダメ人間なんです。

 hopelessは文字通り「希望/見込みがない」の意味になりますが、人に使った場合は「能力のない、どうしようもない」の意味になります。自分はダメ人間とアピールすることになります。

▲Let's give up. It doesn't matter anyway.
正しい訳:諦めましょう。大丈夫です。
影の意味:諦めよう。どうでもいいことです。

 matter は「自動詞」で「重要である、大きな違いがある」の意味があり、It doesn't matter. は「そんなこと、どうでもいい、重要ではない」の意味。投げやりに聞こえる可能性もあります。

▲We shouldn't have even tried.
正しい訳:後悔しています。
影の意味:試みたのはバカでした。

 We shouldn't have tried. は「私たちは試みるべきではなかった(でもやってしまった)」の意味になります。<should + have +過去分詞> 「~するべきであった(がしなかった)」<shouldn't have + 過去分詞> 「~するべきではなかった(がしてしまった)」は「過去完了形」になります。

 この場合であれば、「(間に合わそうと)試みるべきではなかった」すなわち「間に合わそうとしたなんてバカでした」の意味になります。

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最終更新:7/31(月) 7:10
NIKKEI STYLE

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