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宿敵・韓国もビックリ。 ハンドボール「ダグルジャパン」は気迫が違う

7/31(月) 9:00配信

webスポルティーバ

 昨年のリオデジャネイロオリンピックへの出場も叶わず、1988年のソウル大会を最後にオリンピック出場権を逃し続けている日本ハンドボール男子。今年2月、日本ハンドボール協会は世界が認める名将ダグル・シグルドソンを代表監督として招聘し、新たな船出を切った。

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 1973年にアイスランド・レイキャヴィクで生まれたダグル監督は、現役時代に国内リーグ優勝5回のほか、アイスランド代表として欧州選手権やアテネオリンピックに出場した経歴を持つ。引退後はコーチや監督を歴任し、2015年には世界最優秀監督賞を受賞したハンドボール界屈指の名将である。2016年のリオデジャネイロオリンピックでドイツ代表を率いて銅メダルを獲得後、その去就に注目が集まっていたが、日本代表監督就任のニュースが伝わると世界中が仰天した。

 だが、彼が2020年東京オリンピックに向けての「切り札」として再建を託されたのは、指導者としての輝かしい経歴だけが理由ではない。ダグル監督は2000年から2002年まで湧永製薬(現ワクナガレオニック)に所属し、日本リーグでプレーした経験があることが決め手となったからだ。

 ダグル監督はドイツ代表の指揮を続けることよりも、日本で指導者として新たなキャリアを始めることを選んだ。日本人選手とともにプレーし、日本人の考え方や特質を理解していることは、日本代表チームを率いるうえで絶対的な強みとなることは間違いない。ダグル監督は自らの指導方針を次のように語る。

「湧永での3年間、私は日本のことを勉強し、日本人選手の考え方をある程度は理解しているつもりですが、私の母国・アイスランドと日本に共通するフィロソフィーもあると思います。たとえば、チームとして規律に正しいとか。

 今、日本代表チームに必要なのは、私が持っているフィロソフィーと日本人選手のフィロソフィーを融合させて、新しいものを創ること。そのうえで、もっとも大切なことはファイティングスピリットだと思います。私が指導するチームでは、ファイティングスピリットのない選手がコートに立つことは絶対にありえません」

 ダグル新監督が求めるチーム作りは、力のある選手を常に30人ほどキープしつつ互いに競わせ、それを首脳陣が見極めていくのが基本だと語る。

「私はオーストリア代表でも、ドイツ代表を率いたときも、そうやってきました。年齢などは一切関係ありません」

 そのうえで、日本人選手の最大の武器であるスピードを磨き、速攻や攻守の入れ替え、ボール回しなどあらゆる場面で世界に負けない速さを磨いていく。また同時に、その30人のメンバーで国際試合や海外合宿を多く積み重ね、監督が最大の短所として挙げる「経験の少なさ」を埋めていくという。

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