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米富豪トップ5の保有資産、年初来合計7.3兆円増

7/31(月) 17:10配信

Forbes JAPAN

それぞれのイノベーションの成果はさることながら、「トランプ・バンプ」(米大統領選でのトランプの勝利をきっかけにした一時の上げ相場)のおかげか単なる幸運のおかげか、米国で最も裕福な人たちの資産はさらなる増加を続けている。



米国の富豪トップ5に入る人たちの保有資産は今年1月1日以降、総額およそ668億ドル(約7兆3800億円)増加した。そのうちの4人、ビル・ゲイツとマーク・ザッカーバーグ、ジェフ・ベゾス、ラリー・エリソンは同国を象徴するテクノロジー企業の創業者たち。残る一人は「伝説のバリュー投資家」ウォーレン・バフェットだ。

5人が保有するポートフォリオには明確な違いがある。だが、今年に入ってからの資産の増加はいずれも、主に株価の上昇によるものだ。例えば、マーク・ザッカーバーグが率いるフェイスブックの株価は年初来およそ50%上昇している。

フォーブスの「世界の富豪リアルタイム・ランキング」によると、年初から米東部標準時(夏時間)の7月28日午後4時(日本時間29日午前5時)の時点までで、ザッカーバーグの保有資産は234億ドル増加、総額推定718億ドルに達した。増加額は5人の中で最多を記録、同時点でザッカーバーグと世界4位の富豪バフェットの保有資産の金額の差は、わずか30億ドルにまで縮まった。

また、アマゾンの最高経営責任者(CEO)ジェフ・ベゾスにとって現在のところ、今年は人生で2番目に大幅に資産を増やした年となっている。同日の同時刻までにベゾスの資産は年初来219億ドル増加。保有額はおよそ868億ドルに達した。この前日には、ベゾスの保有資産は一時900億ドルを超え、世界一の富豪ビル・ゲイツを上回っていた。

一方、米国人富豪トップ5に入る億万長者のうち、今年初めからの資産の増え方が最も鈍いのはバフェットだ。19億ドルの増加にとどまり、保有資産は同日時点で約750億ドル。ただし、バフェットは今月初めに約32億ドルを慈善団体に寄付しており、これはその影響だ。

ソフトウェア大手オラクルの創業者ラリー・エリソンは、自社株を大量に保有。資産額は中米ニカラグアの国内総生産(GDP)に相当する約135億ドル増えて、612億ドルとなっている。

世界の富豪ランキング上位に入る米国人富豪トップ5の資産額と年初来の増加額(かっこ内)は以下のとおり(2017年7月28日午後4時現在)。

1. ビル・ゲイツ─ 898億ドル(61億ドル)
2. ジェフ・ベゾス─ 868億ドル(219億ドル)
3. ウォーレン・バフェット─ 749億ドル(19億ドル)
4. マーク・ザッカーバーグ─ 718億ドル(234億ドル)
5. ラリー・エリソン─ 612億ドル(135億ドル)

2017年に入って資産を増やしているのは、これらの富豪たちだけではない。米国では市場も全体的に好調だ。NASDAQ(ナスダック)総合指数は年初来リターンが28日終値でプラス18%、ダウ工業株30種平均も同プラス10%となっている。

Noah Kirsch

最終更新:7/31(月) 17:10
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