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8月の内閣改造、目玉は「三原じゅん子厚労大臣」 “女性活躍”の看板で

7/31(月) 8:01配信

デイリー新潮

 一向に下げ止まらない内閣支持率がストレスとなり、すでに心身は悲鳴を上げているに違いない。検査入院をしなければならないほどに手負いの安倍晋三総理。起死回生の逆転ホームランを狙い、8月3日に内閣改造に踏み切るが、トホホなことになりそうなのだ。

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 いつか見た光景が繰り返されるのか。

 閣僚の失言や不祥事が相次ぎ、支持率は急降下、そこへ持ってきて、体調悪化に追い打ちをかけられ、安倍総理は第1次政権を投げ出さざるを得なかった。

 現在、妙な既視感が生まれつつある。

「G20サミットや北欧諸国の歴訪から帰国後すぐの7月15日、安倍総理は慶応大学病院に検査入院する予定でした」

 とは、永田町関係者。

「結婚30周年のお祝いの会を昭恵夫人や友人らと開いた6月9日の深夜、体調を崩したために慶応大学病院の主治医が私邸に急遽駆け付ける事態を招きました。なので、あらためてメディカルチェックを受ける必要が出てきたのです。しかし、その情報が事前にマスコミに漏れ、病院の玄関前にはテレビカメラが張りつくようになってしまい、加計(かけ)問題の集中審議が終わったあとの7月末に変更になったと聞きました」

 潰瘍性大腸炎という難病を抱える安倍総理は、これまで半年ごとに東京・信濃町の慶応大学病院で人間ドックを受けてきたという。

 そして、最後に人間ドックを受けたのは、昭恵夫人による森友学園への100万円寄付問題の渦中にあった3月25日のこと。わずか4カ月足らずで、検査入院をしなければならないとは、よほど身体に変調を来たしているのか。

細田派は避ける

 むろん、下げ止まらない内閣支持率が精神的プレッシャーとなって、安倍総理の身体をさらに蝕んでいるのは間違いない。時事通信が7日から10日に実施した世論調査によると、内閣支持率は前月から15・2ポイントも急落し、29・9%。ついに、政権運営が不安定になる30%を割り込んで危険水域に突入したのだ。第1次政権では、2007年7月の参院選惨敗直後、内閣支持率が26%にまで落ち込み、その2カ月後に退陣を余儀なくされた。

 まさしく、手負いの状態にある安倍総理が政権浮揚の起死回生の一打として放つのが、この8月3日に予定されている内閣改造なのである。果たして、どのような布陣にしようとしているのか。

 官邸詰めの記者が解説する。

「まず、再び“お友だち内閣”との批判を受けないように、安倍総理は所属する細田派からの起用は極力避ける方針です。都議選の応援演説で、“自衛隊としてお願い”発言をした稲田朋美前防衛相、あるいは“総理のご意向”をバックに加計学園の獣医学部新設を文科省にごり押しした萩生田光一官房副長官といった細田派の議員は当然、役職から離れる候補になります」

 加えて、閣僚経験のあるベテラン議員から入閣させるというのが、内閣改造の2大方針。不慣れな新人を抜擢すれば、政権の命取りになりかねない新たな不祥事のリスクを伴うことになるからだという。

「そのうえで、菅義偉官房長官、麻生太郎財務相、二階俊博幹事長の“骨格”は維持すると見られている。菅さんはしきりに“二階さんが大事だ”と口にしています。政権を支えると公言している麻生さんですが、細田派に次ぐ勢力の新麻生派結成で、安倍総理の寝首を掻くこともできる危険性を孕むようになった。だから、パワーバランスを保って新麻生派を牽制するために、安倍総理は二階さんを幹事長の要職に起用し続けるしかないのです」(同)

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最終更新:7/31(月) 8:01
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