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日経平均2万円割れで大幅下落シナリオ、可能性は低い?

8/1(火) 18:00配信

マネーポストWEB

 日経平均株価は2万円前後の狭いレンジでの推移が続いているが、はたしてこれから日本株はどう動いていくのか。今後の日経平均株価の値動きについて、カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、「ドル円相場」の動向とともに読み解く。

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 ここ最近、「TVを見ていると、専門家の人がこぞって“これから円高になる”と言ってますよ!」という類の話を、生徒さんからよく聞きます。1人の生徒さんだけではなく多数の生徒さんが同じようなことをおっしゃっています。

 そして、実際にマーケットが全体的に大幅な円高を想定しているようにも見受けられます。では、今後8月にかけてドル円相場はどのように動くことが想定されるでしょうか?

 私としては、直近でドル円相場が大きく下落する可能性は低いものと考えています。多くの人が下落すると思っているような時は、相場はむしろ下落しづらくなるからです。そして、実際に相場が下落することなく円安になったとしたら、「なんだ、下げないのか」とみんなが強気になり始め、今度は下落し始める、というような可能性も考えられます。

 また、仮に「7のつく年のアノマリー」が実現しなかったとしたら、8月初旬くらいまでは若干上に戻りがあり、お盆くらいに少し円高になり、という感じでモヤモヤしたレンジのような動きが続くのではないか、と私は見ています。

 ちなみに例年の相場を見ていると、お盆の頃は特に円高に動きやすい傾向にあります。私としては、お盆の頃に108円あたりまで下落する可能性は低いと考えていますが、仮に110円を割ってきたとしたらそれ以上の下落にも注意された方が良いでしょう。

日銀の目標は日経平均2万1000円程度か

 では、ドル円相場に連動する傾向のある日経平均株価は、今後どのように動くことが想定されるでしょうか。

 まず前提として、「ドル円相場が円高に動けば、日経平均株価が下落する」という傾向がありますが、ここ最近はその傾向が多少、崩れているように見えます。ドル円相場が円高に動いても日経平均株価はなかなか下落しません。

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最終更新:8/1(火) 18:00
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