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結局は無駄遣い 「快楽出費」の誘惑を断つには

8/1(火) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 今月のマネーハックは「趣味とバカンス」について考えてきました。趣味にしろバカンスにしろ、これまでは肯定的に捉えてきましたが、最後は「これは正当化できない」という話をします。それは出費そのものが目的になっている場合です。
 趣味の話をしていると、時折出合うパターンに、「趣味は買い物なんですよー」というものがあります。
 話を聞くと「商品に一目ぼれしての衝動買い」や「頑張った自分へのご褒美出費」で買い物している人がほとんどです。

■一瞬の快楽を得るためだけはNG

 趣味への出費を肯定している私といえども、これはお勧めできるものではありません。なぜなら、こういう人たちのお金の使い方には「満足感」が伴っていないからです。
 こういう買い物は、現金を払ったり、クレジットカードを切ったりしたときの「高額のお金を払ったという一種の優越感」を得るのが目的になっています。あるいは店員さんに頭を下げてもらい早口で「ありあとあしたー(ありがとうございましたー)」といわれるときの「お大尽気分」を味わうためにお金を払っているのです。
 いずれも一瞬の快楽を得るためだけのものなので、本当の意味での満足度の高い買い物になるはずがありません。かくて衝動買いやご褒美出費の多くは無駄遣いに終わり、服であればタンスの肥やしとなるわけです。

■最悪は「衝動買い+借金」

 最悪なのは、衝動買いのうえキャッシュを用意していない(あるいはクレジットカードで一括払いできない)ケースです。
 3回以上の分割払いを選択すれば返済回数に応じて金利が生じます。とりわけ、リボルビング払い(リボ払い)には注意が必要です。毎月の返済が一定額のため、一見すると便利な仕組みですが、実際には借金額がなかなか減らず、いつまでも利息を払い続けなければなりません。
 どうしても必要な商品をやむを得ず借金して買うことはギリギリ正当化できますが、買ってすぐ飽きてしまうような商品にキャッシュの手当てもせず、衝動的にお金を使うことほど不毛なものはありません。

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最終更新:8/1(火) 7:47
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