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「広告業界の将来は、いままでになく明るい」:ザ・トレード・デスクCEOが語るデジタル広告の現状

8/1(火) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

グローバル全体での広告支出は2018年、5876億ドル(約65兆円)に及ぶと予測されている。ザ・トレード・デスク(The Trade Desk)のCEO兼創設者のジェフ・グリーン氏は、「そのすべてがプログラマティックに取って代わる日が来るのを業界は認識すべきだ」と語る。

アドテクノロジーによって、ブランドと消費者とのコミュニケーションが多様化し、デジタルへの広告予算の投資は、今後もますます成長すると見込まれている。しかし、ブランドセーフティ、アドフラウド、透明性、ビューアビリティなど、アドテクの進化は新たな問題も生んだ。そんななか、先述のグリーン氏の言葉は、アドテクが広告業界にもたらした変化と課題を受け入れつつも、とてもポジティブな印象だ。

DIGIDAY[日本版]は、プログラマティックがはじまって以来、DSPの開発に注力してきたザ・トレード・デスクの代表にインタビューを実施した。

業界はじまって以来、広告の将来は明るい

DSPが数年前に出てきた当初、アドテク企業はとても魅力的でもてはやされたが、2014年を境にアドテク企業へのVCからの投資は年々厳しくなっているという状況もある。しかしグリーン氏は、「広告業界にとって、いまほど将来が明るい状況はない」と明言する。その理由として、キャンペーンの効果測定がこれまで以上に可能になっていることと、全体のデジタル予算の支出が年間20%の成長を続けていることを挙げた。

「我々のビジネスも昨年比で100%成長を遂げた。グローバルの広告支出のすべてが(デジタルへの)移行期にあるといえる」とグリーン氏。

いまだザ・トレード・デスクの収益の90%は北米からとなっているが、アジアの成長率は300%になるという。同社の投資予算の割合は、2/3が北米以外のグローバルにまわるという。「私がウォールストリート街で金融機関と話すとき、将来の投資先について注目される分野はやはり、TV、モバイル、そして国際的な成長だ」。

トレンドになっているモバイルの成長については、「モバイルファーストだけをすべての市場でやみくもにやっていくことだけが将来のポイントではなく、デジタルで成功することが重要。その意味で、日本はデジタルのなかではリーダー的存在。オムニチャンネルのストーリーを伝えていくことが重要」と語った。

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