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公安調査庁でパワハラ自殺発覚――相次ぐ悲劇と「隠蔽体質」(選択出版)

8/1(火) 9:30配信

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 公安調査庁で「パワハラ自殺」が発生し問題になっている。三月末に自殺したのは関東公安調査局総務部に勤務していた四十代の男性職員。この職員を追い詰めたと名指しされているのが、住吉邦彦・関東公安調査局長だ。住吉氏は宴席上、多くの職員の前で男性職員を「役立たず」と罵倒したという。その後、男性は三月三十日に初の無断欠勤をして、翌日に自殺が発覚した。この職員の妻は四十代の若さで寝たきりの状態になっており、介護などで忙殺されていたという。「悩みを抱えていたところに、局長の罵声がよほど応え、追い詰められたのだろう」と庁内では同情の声が多い。
 住吉局長は調べに対し、「寝たきりの奥さんの介護で疲れて、追い詰められていたのでしょう、かわいそうに」とパワハラを否定したことで、庁内には反発が広がった。その後住吉氏が、「彼は頭がおかしくなっていた」とまで言ったという情報が流れ、怒りの声が充満している。
 公安調査庁では昨年、釧路事務所の人間が事務所内で自殺、一昨年は本庁の人間が自殺していたが外部への公表はされていない。たいした対応もとらず、三度目の悲劇を防ぐことはできなかった。
選択出版(株)

最終更新:8/18(金) 16:40
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