ここから本文です

世界から注目を集める日本の自動車博物館「ワクイミュージアム」は何がスゴイのか!?

8/1(火) 22:06配信

GQ JAPAN

服や住まいとおなじように、クルマもまた人をあらわす。人それぞれにクルマとの出合いがあり、物語がある。有名無名のクルマ愛好家たちが、それぞれの人生のなかにおけるクルマについて語る連載の第9回は、ロールス・ロイス&ベントレーのクラシックカー博物館「ワクイミュージアム」の館長を務める涌井清春さん。

【この記事に関する、その他の写真はこちら】

第9回|わが人生のなかのクルマ
ワクイミュージアム館長
涌井清春さん

■「ワクイミュージアム」から発信する自動車文化

国内における自動車ミュージアムは意外と多い。質も高い。なかでも、オーナーの個性を反映したプライベート・ミュージアムの充実ぶりは興味深い。ここではロールス・ロイスとベントレーを中心とするコレクションを収めた「ワクイミュージアム」を取り上げる。このミュージアムを設立したのは、涌井清春さん。日本を代表するクラシックカーのエンスージアストのひとりだ。

ワクイミュージアムは9年前の2008年8月、埼玉県加須市にオープンした。それまで涌井さんは、「くるま道楽」の屋号のもと、ロールス・ロイスおよびベントレーのヒストリックモデルの輸入・販売を30年近くにわたって手掛けてきた。ミュージアムでは、涌井さんがプライベートで収集してきたコレクションのなかから、とりわけ貴重な珠玉の銘品のみを厳選して所蔵している。

ちなみに現在、ミュージアムでは、吉田茂元首相の象徴でもあった1937年型ロールス・ロイス 25/30Hpスポーツサルーンや、彼の盟友であった白洲次郎がケンブリッジ大学留学中に所有していた1924年型ベントレー 3リッター・スピードモデルなどを展示している。また1928年のル・マン24時間レースを制し、「オールド・マザー・ガン」の愛称とともに世界でもっとも有名なベントレーのひとつに数えられる1927年型ベントレー 41/2リッターも鎮座する。

しかし、涌井さんがいま世界から注目を集めているのは、そうした“素晴らしいクラシックカーを所有するコレクターだから”というだけの理由ではない。

1/3ページ

最終更新:8/1(火) 23:18
GQ JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

GQ JAPAN

コンデナスト・ジャパン

2018年1・2月合併号
2017年11月24日発売

600円(税込)

今年も決定!GQ MEN OF THE YEAR 2017/GQ レストラン・オブ・ザ・イヤー 2017/別冊付録はGQ WATCH Special ほか