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30代で出産する女性は長生きする?驚きの研究結果が判明

8/1(火) 19:30配信

ハーパーズ バザー・オンライン

新しい研究によると、30代で出産する女性は長生きするという。ポルトガルのコインブラ大学の研究者たちが、遅い年齢で妊娠した女性のほうが長生きする傾向にあり、特に第一子妊娠が遅い人にそれが当てはまることを発見したと、『Journal of Public Health』に発表した。

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研究者たちは、EU加盟国の2004年~2013年までのデータを集積し、女性のライフスパンを、子供の有無や第一子出産年齢などとともに調査。また、女性の寿命に影響を与える他の要因についても調査した。

結論として、著者はこうまとめる。「女性の寿命の決定因子はいくつかある。もっとも驚くべき要因は妊娠した年齢で、このことは、30代初期での妊娠を勧める上で証拠になるかもしれない」

主任研究者のアイダ・タヴァレスは、妊娠年齢が概して高い国の女性のほうが長生きする傾向にあると言う。
「研究では、女性が遅い年齢になって子供を持つと、長生きする傾向にあることがわかっています。平均すると、30歳で出産した女性の寿命は、20歳で出産した人より長いのです」

この数十年、何歳で出産するのがベストかについて、考え方は時代にあわせて変化してきたとはいえ、30歳を過ぎると女性の受胎能力が急激に衰えるというプレッシャーは変わらずある。しかし、これに関する多くの研究は時代遅れであったり間違いであったりすることが証明されている。

35歳以上の女性の3人に1人は妊娠しにくいと言われているが、この統計は実は300年前のものだ。それに加えて、ヨーロッパの女性770人を対象にした2004年の調査では、35~39歳の女性の82%が、1週間に少なくても2回トライすれば、1年以内に妊娠しやすい傾向にあったことがわかっている。

イギリスでは、全出産の大多数は30歳以上の女性によるもの。国家統計局の2015年のレポートで、イングランドとウェールズにおける全出産の53%の母親は30歳以上で、平均年齢は30.3歳だった。父親の3分の2(68%)も30歳以上だった。

初産の平均年齢は28.6歳と30歳を若干下回った。統計局の統計学者は、「30歳以下の出産率が減り、遅い年齢での出産率が増えていることは、妊娠出産を遅らせるという1970年代半ばから目立ってきた傾向を反映しています」と語っている。

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