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力の抜きどころがうまい人ほど成果が高い?

8/1(火) 17:10配信

ライフハッカー[日本版]

仕事で成果を上げているビジネスパーソンほど、オンとオフのメリハリがはっきりしています。私はこうした人たちを「力の入れどころと抜きどころがうまい人=最善主義で仕事をする人」と呼んでいます。一方、最善では物足りず完璧を求めてしまうと、いつまでも仕事が終わらず多残業の毎日に陥ります。

【画像】力の抜きどころがうまい人ほど成果が高い?

それでは、完璧主義から脱却し、最善主義で仕事をするにはどうすればよいのでしょうか?3つの観点から解説します。

古川武士(ふるかわ たけし)/習慣化コンサルタント
関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。約3万人のビジネスパーソンの育成と約500人の個人コンサルティングの現場から「続ける習慣」が最も重要なテーマと考え、オリジナルの習慣化理論・技術をもとに個人向けコンサルティング、習慣化講座、企業への行動定着支援を行っている。主な著書に「続ける習慣」「やめる習慣」「早起きの技術」などがあり、全16冊、計70万部を超え、中国・韓国・台湾など海外でも広く翻訳され読まれている。

1. 最善主義の人のパラダイム

まず、大前提として重要なことは、最善主義と完璧主義の人では、パラダイム(物事のとらえ方・世界観)が違うといことです。
パラダイム1.完璧はない、最善があるだけだと考える

最善主義の人は、この世の中には、そもそも完璧というものは存在しない。つまり、完璧は幻想で、良かった点と改善点の連続だと現実的に考えています。

誤解がないように言っておくと、完璧を目指さない=いい加減にやる・手を抜くのではありません。限られた時間に知恵を出し、人を巻き込んで、最高の結果を常に探求し続けるのが最善主義です。しかし、その最善の追求には終わりはなく、常に改善点があるだけです。

完璧主義はその逆で0点か100点、白か黒をはっきりと区分けします。結果、100点でなければ0点と考え、自分が考える100点を目指さなければ、不安になったり自己嫌悪になります。

最善主義の発想は、常にうまくいったこと、反省点、次への改善行動があると考えて、前回よりさらに上を目指し飽くなき追求を続けること。完璧という幻想を持たず、限られた時間と現状のスキルで精一杯やることに集中します。このマインドセットを持つことで、自らの成長を承認でき、課題に向き合うことができるわけです。
パラダイム2.リスク領域で仕事をする

いつも通りのパターンで仕事をすることは安全領域、工夫して違うやり方を試すことは、リスク領域で働くことを意味します。

完璧主義の人は、安全領域で、いつも通りのやり方、手順、フォーマットで仕事を進めたくなります。成果を出すのにリスクを避けたいからです。0点か100点しかない考え方では、そう選択せざるを得ません。

一方、最善主義の人は、常に改善や最上を目指す考え方なので、既存のやり方に限界を感じると、失敗を恐れずにリスク領域で仕事をする発想が湧いてきます。結果として、抜本的に仕事のやり方を変えて、最善の効率や生産性を手に入れることができます。

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