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【MLB】ドジャースがダルビッシュを獲得する意味とは。世界一へ弱点をカバーできる完璧な人材に

8/1(火) 14:03配信

ベースボールチャンネル

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、31日(日本時間1日)にマイナー3選手とのトレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍した。今季のドジャースはこの日までに74勝31敗と絶好調。彼らにとって日本のエースを獲得することは何を意味するのだろうか。

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ブルペンの負担を減らす

 まずはドジャースの先発陣を整理したい。今季15勝のエースのカーショウを始め、12勝のウッド、9勝の前田、8勝のヒル、他にもマッカーシーや柳など、先発陣のメンツはMLBでもトップクラスだ。先発陣の防御率もMLBトップの3.25である。

 しかし、今月にアクシデントが発生する。エースのカーショウが腰を痛め、報道によると1ヶ月以上は復帰までに時間がかかるとのことだ。ここで問題が発生する。コンスタントに長いイニングを投げられる投手がいなくなってしまったのだ。

 現に先発陣のチーム防御率はMLBで1位ながらも投球回数は13位の589回2/3だ。さらに、先発投手陣で規定投球回数を超えているのはカーショウだけである。そして、先発陣で平均6回以上を投げている選手もカーショウだけだ。

 ここに今季の平均投球回数が6回を超えているダルビッシュが加わることで、ドジャースとしてはイニング数を稼ぎ、これまでに多く使ってきたブルペンをシーズン終盤に向けて休ませることもできるのだ。さらに同日に中継ぎを2人補強した点も評価できる。ブルペンの負担を減らすことは終盤戦からプレーオフを戦うにあたって重要なのだ。

ナ・リーグとの対戦成績

 さらに、ダルビッシュはナ・リーグとの通算での対戦成績が良いこともドジャースが獲得に動いた理由と言えるだろう。前回登板のマーリンズ戦で10失点の大炎上を喫したものの、その登板を抜くと、15試合に先発し8勝2敗、防御率2.29、102回を投げ134三振と最高の成績だ。逆にその登板を加えても防御率3.07は素晴らしい。

 ワールドシリーズに進出する前に、プレーオフでナショナルズや、カブス、ロッキーズ、ダイヤモンドバックスなどを相手に戦わなければならないが、例えばナショナルズと最後に戦ったのは2014年で、その試合のナショナルズのスタメンはほとんどチームを離れている。

 また、カブスとは昨年対戦したが、敗戦投手にはなったものの4回1/3で2安打しか打たれておらず、主砲のブライアントからは2三振を奪うなど、8三振を記録した。

 そして、ロッキーズとは試合経験がなく、ダイヤモンドバックスとは2013年に一度対戦しただけだ。このように、ナ・リーグの打者はダルビッシュの球を生で経験しておらず、1勝の重みがシーズンとは桁違いのプレーオフを勝ち抜く上でダルビッシュの存在は非常に重要なのだ。

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