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長瀬智也主演でリメイク!涙活にぴったりの伝説の韓ドラ『ごめん、愛してる』 [with]

8/1(火) 17:01配信

講談社 JOSEISHI.NET

日本ドラマの韓国リメイクもすごく多いのですが、韓国ドラマの日本リメイクも、最近はすごく増えています。これをけん引するのは実はジャニーズ事務所所属のアイドルたち。大野智と生田斗真のW主演の『魔王』、玉森裕太、藤ヶ谷太輔、八乙女光の『美男ですね』、草〓剛の『猟奇的な彼女』『銭の戦争』、中島裕翔の『HOPE』(韓国『ミセン 未生』)などなどたくさんあります。この7月から始まった長瀬智也主演の『ごめん、愛してる』もそんな作品のひとつ。長瀬自身にとっては『マイ・ボス☆マイ・ヒーロー』に続く2作品目の韓国ドラマのリメイク作品なのですが、この作品はなかなかの難題。何しろオリジナルの『ごめん、愛してる』は、韓国ドラマ史上に残る伝説的名作ともいえる作品なのです。

主人公ムヒョクは生まれてすぐ海外に里子に出された末に、不良少年としてストリートで生き抜いてきた男。余命宣告を受け韓国に戻った彼の目的は実母を探すことです。彼は「自分は生活苦で仕方なく捨てられた」と信じているのですが、再会した実母はリッチな大女優で、自分とさほど年の変わらない弟チェ・ユンを「一人息子」として溺愛していたのです。大ショックを受けたムヒョクは残りの人生をかけて母を苦しめようと決意するのですが、それは当然ながら恋慕の裏返し、やればやるほど悲しく辛くなってゆきます。

そんな彼の唯一の安らぎは、偶然出会った女の子ウンチェ。ところが彼女もまたチェ・ユンを一途に思う彼の幼馴染で……と、様々な人間関係と愛憎が複雑に絡み合い、韓国ドラマお約束の出生の秘密もありながらの16話は、涙無くしては見られません。ドラマ終了後は韓国でも日本でも「ミサ廃人(「ごめん愛してる(ミアナダ、サランハダ)」ロスで廃人化したファン)」が続出し、韓流ブームを巻き起こしたあの『冬ソナ』を越えたともいわれています。

日本で韓国の連続ドラマをリメイクするとき、大変なのは回数の違いです。韓国では連続ドラマは週2回放送で16話~24話あるので、10~11回の日本の連続ドラマではどこを削るかが勝負。制作側の腕の見せどころを楽しみにしたいのですが、主題歌は変えないでほしかったな~。実は韓国版の主題歌は中島美嘉の『雪の華』のカバーで、これが他の曲だったらドラマもここまで盛り上がらなかったんじゃないかと思うほどぴったりでした。とはいえ、日本版のドラマに興味を持った方は、ぜひ韓国版『ごめん、愛してる』をご覧くださいませ。最高の「涙活」になりますよ~。

文/渥美志保