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【バレー】点取ったら“飛行機” 東九州龍谷のハイテンション監督が“熱~い”日本一に歓喜

8/1(火) 20:24配信

THE ANSWER

円陣自ら絶叫、得点でスキップ…ネット上で話題の“熱すぎる指揮官”相原昇監督

 ハイテンション指揮官が日本一に返り咲いた。全国高校総体(インターハイ)は1日、女子バレーボール決勝で東九州龍谷(大分)が誠英(山口)を3-1で破り、4年ぶりの優勝を飾った。日本一が決まると、選手たちはコート上で抱き合って涙。ひときわ感情を爆発させたのは、相原昇監督(49)だった。

「諦めずに戦ってきたことが結果になってうれしい。苦しいところを笑いながら、はねのけてくれました」。恰幅のいい相原監督は、場内インタビューで声を張り上げると、選手たちにも笑みが広がった。

 まるで“7人目の選手”のようだった。この日行われた準決勝、福井工大福井(福井)戦。1-1で迎えた第3セットは終始リードされる展開ながら、21-23の敗戦寸前から大逆転勝ち。すると、勝利の瞬間、歓喜の輪ができたコート上に乱入し、誰よりも飛び跳ね、雄たけびを上げていた。

 迎えた決勝。試合前の円陣では、指揮官自ら真ん中に入り「いくぞー!」と声を張り上げ、選手を鼓舞した。試合は常にコート際で立って戦況を見守り、ポイントを奪うたび、選手のようにコート脇を5~6メートル走りながら、スキップでガッツポーズを繰り出したり、飛行機のように両手を広げて喜んだり、時にはコート隅にいる控え選手の輪に加わってハイタッチしたりした。

 熱すぎる指揮官の思いは選手と一つになっていた。東九州龍谷は第1セットを25-21で幸先良く先取したが、第2セットを21-25で落とした。しかし、第3セットを25-19で奪取。第4セットも終盤まで22-22ともつれる展開となったが、最後は25-23で振り切った。

選手も触発「あそこまで喜ぶと自分たちも…」、大会直前の「スーパー銭湯効果」も奏功

 主将の中川美柚(3年)は言う。「監督があそこまで喜んでくれると、自分たちももっと喜べる。ありがたいです。いつも熱血的に指導してくれて感謝の気持ちでいっぱいです」。監督の熱に触発され、選手も躍動した。

 決戦に挑む裏では“熱~い”場所で選手のコンディションを整えていた。

 大会直前、エースの中川は全日本ジュニアの一員として世界ジュニア選手権(メキシコ)を1か月近く戦い、7月26日に帰国。大分には戻らず、強行軍で宮城入りし、大会に臨んでいた。

「20時間以上の移動で10時間以上の時差。とにかく壊れてしまわないか心配だった。だから、選手みんな毎日スーパー銭湯に連れて行って、風呂漬けにしました」と相原監督。インターハイのタイトルから見放されていた3年間、主力に故障者が相次ぎ、苦しい時期を過ごした。過去の反省を生かした「スーパー銭湯効果」で4年ぶりに日本一に輝いた。

「中川は体力的に厳しい中でよく頑張った。選手たちにはよく先生たちに付いてきてくれたと言いたい」

 今大会、観戦したファンが撮影した動画によって、ツイッター上で指揮官の喜び方のハイテンションぶりが話題となったほどの熱き指揮官。ちなみに1時間42分の試合のプレー中、椅子に腰を下ろすことは一度もなかった。そして、今大会に向けてレシーブ練習で自ら打ち込み、「10キロは痩せた」という大きな体は、選手たちの手によって3度、宙を舞った。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:8/1(火) 20:24
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