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河合奈保子 過去映像が復刻発売されやすい秘密は?

8/2(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 引退や休業を宣言しても、人気の衰えない芸能人がいる。松田聖子や柏原芳恵と同じく1980年にデビューした河合奈保子もその1人だろう。休業してから今年で20年が経つにもかかわらず、昨年はDVD『河合奈保子ライブ・ベスト~けんかをやめて~』、写真集『再会の夏』を出版。今年も、8月30日に『河合奈保子 プレミアムコレクション~NHK紅白歌合戦&レッツゴーヤング etc.~』が発売される予定となっている。芸能関係者が話す。

「タレントがデビューから引退まで同じ事務所だと、過去のものをまとめたDVDや写真集が出しやすい傾向があるようです。あとは事務所が肖像権に対して寛容かどうか。基本的に、版権はその当時在籍していた事務所が所有しているので、プロダクション判断になります。だからといって、全く本人に連絡すらもしないケースはあまり考えられないですが、事務所を辞める際の契約でタレントが完全に版権を放棄していれば、過去映像は事務所が好きなように使えるはずです」

 河合奈保子の場合、デビューから休業まで芸映プロダクションに籍を置いており、DVDや写真集の発売が、スムーズに行われているのではないか、と推測されている。芸能担当記者が語る。

「実際、雑誌で特集しても河合奈保子の人気はいまだに高い。ファンが大人になり、当時買えなかったグラビア写真集などを今あらためて手に入れているのではないでしょうか。1980年代前半はビデオデッキもほとんど普及していなかったので、今回DVD化された『紅白歌合戦』や『レッツゴーヤング』(ともにNHK)の映像もかなり貴重なもののはずです」

 実際、山口百恵や中森明菜などの『ザ・ベストテン』(TBS系)『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)の歌唱シーンをまとめたDVDは定価2万円以上する高価格にもかかわらず、人気シリーズとなっている。ファンが大人になり、当時の映像を感慨深く眺めているのだろう。

「もっとも、共演している他の歌手や司会者が版権に厳しい事務所だと、そのタレントの部分が切り取られたり、隠されたりして不自然な映像になっている。実に惜しいことです。たしかにスターの映像は事務所や本人に版権があるかもしれませんが、ファンとしては少しでも権利関係が緩やかになってもらえるとうれしいでしょうね」(同前)